どうも、たかしです。

第二種電気工事士の実技試験が、来たる7月の21日にまで迫って参りました。

筆記試験の結果通知書を兼ねた実技試験の受験票も届き嫌が応にも緊張感が高まってきています。

現在建築中の小屋が完成した際自分で電気工事を行うため、第二種電気工事士の資格取得を目指している訳ですが、この実技試験に合格することができなかったら次取得するには何と来年まで待つことになってしまいます。

そのため、この2週間ほど実技試験用のレンタル練習キットを使って、実技試験の候補問題13問を何とか小屋づくりと並行しつつ一周練習が完了しました。

今回の記事では、この2週間の練習を通して僕がどのくらい成長したのか、実技試験は合格できそうなのか、その他練習を通して感じたことなどをお伝えしていきます。

僕と同じように第二種電気工事士の資格を得ようとしている方に、実技試験に合格するためにはどの程度練習すればいいのかの参考にしていただけたらと思います。

それではやっていきましょう。

①現在の成長度合い、合格見込み

まず現在の僕の成長具合ですが、候補問題13問を1周しただけですが劇的に変化しました。

R6年上期第二種電気工事士試験実技候補問題(PDF)

練習し始め
  • 制限時間40分には余裕で間に合わない(3~5分ぐらいオーバー)
  • 器具にケーブルをどのように結線すればいいか、参考書を見ないと分からない
  • 完成したと思ったらどこかしら間違っている
  • 焦ってしょうもないミスを連発する
  • 銅線の端でケガしかける
現在
  • 時間5分の腰は当たり前。問題によっては10分以上余裕がある
  • ケーブルの結線方法を完全に暗記。効率的な結線で時間短縮
  • 余った時間で見直しをしてミス無し
  • 余裕があり過ぎてYOUTUBE聞きながらやれちゃう
  • ワークマンの神手袋でケガ無し

いやあ、やっぱり慣れというものは素晴らしいですね。

もうすっかり余裕といった感じで、一度作業の様子をYOUTUBE動画に取ろうと思って(結局没になりましたが)実況解説しながら練習したりもしたのですが……

途中ちょっとミスして時間ロスして、解説しながらもたもたやっていたのに4分以上時間が残りましたからね。

正直言って余裕です。よっぽどやらかしさえしなければ基本的には実技試験をパスできるのではないかという実感が今のところはあります。

一応僕が購入したレンタル練習キットは候補問題13問を2周分練習できるセットになっているので今後は2周目も練習していこうと思っていますが、恐らく1周分だけでもほとんど問題なく試験対策は可能だと感じました。

②練習を通して感じたこと

1.問題によって難易度が結構違う

実技試験の候補問題13問ですが、問題ごとに難易度に差があり、要求される技術や知識が結構違ってくると感じました。

例えば、問題候補によっては作業量がかなり多くて他の問題よりも明らかに5分前後は時間がとられるような物があったり、中には13問中1つの問題にしか出てこないような器機に関する知識が問われる問題があったりと、どの問題が出題されたとしても一定の問題水準が保たれるというよりは、問題ごとに要求される物が違っています。

そのため、僕個人が感じたこの実技試験の意図としては、「一定水準以上の技術・知識を身に着けているか」を問うているというよりは「きちんと事前に必要な知識・技術を調べて身に着けてから電気機器を扱うことができる人物かどうか」が問われているような気がしました。

恐らくですが、現場レベルでも電気工事に携わる者全てが器機に関して完全な知識を持ち合わせているということは無くて、分からなかったり不安になった事柄に関してはその場で調べたり人に聞いたりして対応しているはずです。

つまりこの電気工事士の実技試験というものは、「電気機器に対していい加減な知識ではなく、きちんと事前に調べたことを元に正しい施工ができるのか」ということが試されているのではないかなという風に、練習を通して僕は感じました。

2.候補問題13問を通して、最低限の技能が身に付く

上記では問題ごとに結構必要とされる知識・技術が異なっていると書きましたが、逆にどの問題にもほとんど共通して問われる技術・知識というものもあります。

例えばケーブルの被覆剥きなんかはもう嫌というほど行いますし……

どの問題にもほぼほぼ一カ所は必要となる作業がこの「輪作り」です。

こういった共通する作業については、候補問題13問を練習する中でどんどん素早く、効率よく行えるよう上達していきます。

そういった意味でも、僕のような電気工事について全くのド素人で、ケーブルや器機に触るのすら初めてといった種類の人間は、試験の対策をする中で技術を身に着けることができるといった点でなかなか有用な試験だと思いました。

3.ワークマンの手袋は神

上記でも若干触れましたが、ワークマンの「匠の手」シリーズニトリル背抜き手袋(約100円)はマジで神です。

商品URL:https://workman.jp/shop/g/g2300061894111/

まず価格が100円ほどという超絶安さ(他のホームセンターだと大体200~300円ぐらい)なのに加えて、頑丈かつぴったりフィットで細かい作業もやりやすいため、電気工事士実技試験のお供としてガチで最適です。

以外にもケーブルの結線作業時には銅線の先っぽでケガしそうになる場面もかなりありますし、電工ナイフなんかを使う際なんかは下手したら手をスッパリいってしまうことだって起こり得ます。

ちょっと切るぐらいならともかく、大怪我をしてしまったら当然その場で試験はストップせざるを得ませんし、自分の責任でケガをして中止になったのなら当然その時点で不合格になってしまいます。

そういった意味でも、不慮の事故で試験に落ちてしまうなんてことが起きないためにも、このワークマンの神手袋を試験の練習にも本番にも装着するのがいいと僕は思いました。

③まとめ

今回は、第二種電気工事士実技試験に向けて候補問題13問を一周した現在の進捗と、練習を通して感じたことなどをお伝えしていきました。

結果として、現在の実感としては問題なく試験に合格はできそうなのですが、もしこの試験をパスしたとしても結果が出るのは8月以降で、免状の発行ともなるとさらにその先になるので、小屋に自分で電気工事をするのはまだまだ先のことになりそうです。

幸い、今の所延長コードリールで問題なく電気を引っ張ってはこれているのですが、やっぱり何かしら不測の事態が起きないかと不安ではありますし、まともな照明をつけられないので夜間はかなり薄暗いしで不便は多いです。

自分で電気工事ができるようになったら、小屋の棟部分にぜひともダクトレールを取り付けて、小屋内をビカビカに明るくしたいと思っていますので、その理想目指して引き続き練習を頑張っていきたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。