※久しぶりのコオロギ記事になります。全編通してコオロギてんこ盛りのため、虫が苦手な方はご閲覧には十分ご注意ください。

どうも、たかしです。

今現在3月末に引き渡しが済んだ空き家への引っ越しを少しずつ進めている最中なのですが、今回はとうとう「例のアレ」の引っ越しに着手するということで、その様子についてご報告していこうと思います。

さて、その「例のアレ」とは何かというと……

現在1000匹以上のコオロギを飼育しているこちらの環境丸ごとです!

ここ最近、ようやく気温も上がってきて暖房無しでも十分コオロギの飼育が可能になって来たということで、いよいよこちらも引っ越しをしていきます。

今回は前編ということで、この部屋に敷いてあるマットを剥がし、空き家へ新たに設置するまでの様子をお伝えしていきます。

現在大量の生き物を飼育していて、自分の手で引っ越しをしなければならないという方の参考に、本記事がなればと思います。

それではやっていきましょう。

①床マットを剥がす

コオロギの飼育環境を丸ごと移すためには、現在床に敷いているマットを寝室に運ばなくてはなりません。

荷物をどかして掃除

なのでまずは床からマットを剥がす作業から始めるのですが、実はここに一つ難点がありまして……実はこのマット、下から順に「クッションマット」「合板」「作業用床マット」の3層構造になっているんですよね。

なぜこんなややこしい作りになっているのかというと、こちらは元々昔趣味だった筋トレのための部屋としてセッティングしたものでして、そのために下に音が響いたり床が傷ついたりしないようこんな厳重な作りにしてあるという訳です。

で、この3層構造の何が問題なのかというと、単に剥がすのが面倒くさいというのに加えて「マットと合板の隙間に、過去に脱走したコオロギが大量に挟まって死んでいるんじゃないか」という恐怖があるんですよ。

現在ではどのような構造のケージであればコオロギが脱走することが無いのかほぼほぼ把握できているため成虫の脱走はほぼ全く無いのですが、かつてコオロギ飼育に関して無知だったころは上記画像のように部屋の中に脱走されることが度々ありました。

時には数匹単位で大量脱走されたことも……

もちろん脱走されるたびに捕獲を試みてはいたのですが、マットのすき間の中に潜り込まれたコオロギに関しては捕まえようが無くて、どのぐらいのコオロギが未捕獲のまま部屋に残っているのか僕自身把握できていないんですよね。

なので、マットをめくったら合板のすき間に大量のコオロギの死体が挟まって出てくる可能性がある訳です。ひぃぃ、怖い……。

しかし、4月末にはどうあがいてもこの部屋を退去するほかない以上、今ここで床マットをめくらないわけにはいきません。

意を決していざ、めくっていきたいとおもいます。

うおおおおおおッッ!!

う、うおおおおッ!?

うおおお……?

うぉ……

はい、思ったよりも死骸は出てきませんでした。拍子抜けでしたね。

出てきた死骸は2匹。いかにその時の状況を乗せておきますが、虫画像が苦手な方はご注意ください。

※コオロギの死骸画像注意!

こんな感じで合板のすき間に挟まっていたのと……

合板に挟まれてしまったのか、粉々になってしまっていたのがもう1匹でした。

なんにせよこれで床マットの撤去が終わりましたので、続いて空き家の方へ移動させていきます。

②空き家へ床マットの再設置

空き家の寝室に床マットを搬入してきました。

こちらの寝室の床はまだ床材を張っておらず下地のままとなっています。もともとが畳張りの部屋だったため、こちらに3層構造の床マットを張っていけば丁度いい感じになるのではないかと思い、あえてこれまで床材は張って来ませんでした。

剥がした時の逆順で、「クッションマット」→「合板」→「作業床マット」と重ねて設置していきます。

張り終わったのですが、残念ながら端っこの方が足りず床下地がはみ出る結果となってしまいました。

もともとのアパートの飼育部屋も6畳だったため丁度いい感じになるのではと思ったのですが、どうやら空き家寝室の江戸間6畳の方がアパートの6畳より広かったみたいですね。

こちらの床マットの足りない部分なのですが、新たに資材を購入してきて埋めようかとも思ったのですが想像以上に資材を揃えるのが面倒な感じになりそうだったので、とりあえずこのままにすることにしました。

具体的に何が面倒かというと、まず一番下にくる「クッションマット」が元々DCMで購入した物だったのですが、新しくリニューアルされてしまっていて旧パッケージとの接続部分の互換性が無くなってしまっていたんですよね

一番上の「作業用マット」に関しても、元々通販で購入した物だったのですが互換性のある商品がどれになるのかが分からず(もう4年ぐらい前なので)、購入してから噛み合わないってなっても嫌なので、新しく資材を購入するのはとりあえず止めておくことにしました。

どうしてもこの状態だとコオロギを繁殖させるうえで困ってしまうことがあるならば追加で隙間を埋めることも考えますが、恐らく問題ないとは思うので一旦これで様子を見ようと思います。

③次回「コオロギ移送編」へ続く

今回はコオロギ飼育環境の丸ごと引っ越し前編ということで、床マットを空き家の寝室に設置するまでの様子をお伝えしていきました。

次回はいよいよ「コオロギ移送編」となります。

果たして1000匹を超えるコオロギを全て問題なく無事に空き家まで移送することができるのか? ご期待ください。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。