どうも、たかしです。
みなさんは普段料理に使っている水の硬度を意識したことはありますか? 僕はありません。
ある日何気なく日常を過ごしていると、当ブログのヘビーreaderである「M先輩」からまたまたまたまた謎のLINEで謎の画像が届き……
そして玄関先には謎のミネラルウォーター3本がいつの間にか置かれていました。
という訳で、今回はM先輩の熱いメッセージを受け止め、頂いた3種類のミネラルウォーターでコオロギ味噌汁を作り、「コオロギ出汁にもっとも最適な水の硬度はどれか」を検証していきたいと思います。
それではやっていきましょう。
①水の硬度とは?
「硬度」とは、水に含まれる「ミネラル成分(カルシウムやマグネシウム)の量」によって決まる指標数になります。より高度の高い水ほど、より豊富にミネラル成分が含まれている水ということになります。
日本の基準では、水1000mg(1リットル)あたりのミネラル量0~100mgが「軟水」、101~300mgが「中硬水」、301mg以上が「硬水」と定められています。
東京都水道局HPの記載によると、日本の水道水は水質管理上留意すべき項目として「おいしさの面から目標値として10~100mg」に設定されているようです。つまり、日本の水道水は基本的に「軟水」になるように管理されているということですね。
ヨーロッパ地域の水道水は日本の物に比べて硬度が高く、慣れていない人だとお腹を下してしまうことがあるというのはよく聞く話です。地域にもよりますが、大体が200~400mgほどの「中硬水」~「硬水」になっているようです。
②3種類の水の紹介+いったん飲み比べ
硬度の差があると飲みごたえに差があるだとか、味の染み出し具合に差が出るだとか、健康・美容に影響するだとか、水の硬度については様々な定説がまことしやかに跋扈してますが、「百聞は一見に如かず」ということでまずは実際に飲み比べをしてみたいと思います。
1.軟水「温泉水99」
こちらは鹿児島県垂水温泉からわき出しているという温泉水、「温泉水99」です。
名称の「99」とは、ph値が9.9であることからつけられたものと思われます。
硬度は1.7mgの超軟水。日本の水道水ですら10~100mgの範囲で調整されていることから考えるとこれは驚異の数字であると言えます。
飲んでみた感想としては、飲みごたえがどうのと言うのは正直分からなかったのですが、水道水や他のミネラルウォーターからは感じられないような独特の甘み? 酸味? のようなものが印象的でした。味が全くない乳酸系飲料みたいなイメージです。なぜそう感じたのかは不明です。
2.硬水「エビアン」
言わずと知れたアルプス産の天然水「エビアン」です。意識高い系大学生御用達といったイメージ。
硬度は304mgでギリギリ「硬水」と呼べる硬度になっています。
飲んでみた感想としては、まさしく「普通の飲みやすいミネラルウォーター」って感じでした。水道水には無いすっきりとした飲みやすさと後味の皆無さが、これぞミネラルウォーターですね。
3.超硬水「コントレックス」
ヤバい水です。こんなこと言うと愛飲者に怒られるかもしれませんが……。
硬度は驚異の1468mg。存在しないくくりですが、「超硬水」と呼ぶにふさわしいトンデモ値になっています。
恐ろしさに震えつつも実際に飲んでみた感想としては、若干飲んだ瞬間に下回りにザラつくような違和感があること以外は普通の水でした。
とにかく飲んだ後に下痢にならないかが心配でしたが、今のところこの記事を書いている段階では下痢にはなっていません。あくまで今のところは、ですが。
③次回予告
次回、これらのミネラルウォータ―を使ってコオロギ出汁をそれぞれ取り、味噌汁を作って飲み比べをしていきたいと思います。
果たしてコオロギの出汁をとるのに最も向いている硬度の水はどれなのか? 僕の腹は無事で済むのか?
ご期待ください。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。