どうも、たかしです。
生活の拠点とするための小屋建築の様子をお伝えしていくシリーズ、今回からはついに内装編に入っていきます。
- 建築予定地の整地
- 基礎の位置決め・高さ合わせ
- 土台建築
- 壁パネル作成・設置
- 屋根建築
- 外装
- 内装 ←今ここ
- 建材設置
前回の記事では、小屋の外装を全て杉の野地板で囲っていき、一応小屋の外観が完成しました。
今回の記事からはいよいよ内装編ということで、まずは床材である「フローリング」の取り付けを行っていきます。
いよいよ小屋暮らし開始まで秒読み段階……と思いきやまたしても予想外のトラブルが発生!?
それではやっていきましょう。
①使用する資材紹介
今回使用するフローリングは、以前「内装ガチ計画」の記事でもご紹介した、ホームセンターの在庫処分半額セールで安く仕入れることができた複層フローリングです。
6枚セットが1つと、バラで3枚、計9枚のフローリングを調達しています。
複層フローリングは、集成木材・合板に化粧板を取り付けているもので、無垢フローリングのような純粋な木の質感はありませんが、経済的で見た目にも良い感じですし、何より掃除が楽というメリットがある素材です。
また、取り付けに関しても縁にある凹凸でパズルのように組み合わせてはめ込むことができ、DIYにも優しい仕様となっています。
ただはめ込むだけでは後からずれたり、床鳴りが起きてしまったりするため、本組の際には床材取り付け用のボンドと、フロアー材取り付け用の細ビスで固定していきます。
異常が今回床材取り付けに際し準備した資材になります。
②下地合板の清掃
フローリングを仮組していく前に、まずはこの1ヶ月の間何度も行き来したことにより積もり積もった下地合板の汚れをある程度掃除していきます。
これでも掃き掃除が終了した段階の様子です。汚ね~。
最初の方は一応汚さないようにという意識があったのですが、屋根の垂木取り付けのために脚立の往復が多くなってきた辺りからいい加減になっていって、雨漏りが発生した辺りはもう全く気にせず泥の付いた土足で上がりまくってましたからね。酷いもんです。
いくらフローリングの下に隠れる部分とはいっても、流石にこの状態のままというのも気が引けます。
クイックルワイパーで水拭きまでしてみましたが、この位までが限界でした。
積もり積もった汚れは落ちそうにないため、清掃はそこそこにフローリングの取り付けに移ることにしました。
③フローリングの仮組み・調整切り出し
フローリングを実際に小屋の中に並べて、問題なく組むことができるかどうかをチェックしていきます。
フローリング同士を接合する際には、ハンマーを当て木越しに叩くことによってしっかり奥まで組み合わせていきます。
特に調整することなく、5枚そのまま並べた状態がこんな感じ。
フローリングをそのまま貼れるのはここまでが限界なので、残りのフローリングはこの余り部分に合わせてカットし、取り付けていきます。
余りの長辺部分は、丸ノコの平行定規を使って長く真っすぐ切り出し……
余りの短辺部分も、必要分切り出していきます。
ただ、この時注意したいのは「フローリングの凹凸が片方残るように切り出すこと」です。
フローリングの凹凸部分は上記画像のような位置取りになっており、どこかでカットした場合、そのカットした部分には凹凸が残らないため、その部分は必ず室内の端に位置させなければならなくなります。
そのため、1つのフローリングから2つの部材を切り出したい場合は、上記画像のようにカットしないと下手したら「2つの辺に凹凸がないフローリング」ができてしまい非常に扱いに困ることになってしまうので注意が必要なのです。
フローリングの切り出しが完了したら、調整した木材を合わせて改めて仮組をし直していきます。
この際、フローリングの長いままの物と短くカットしたものとの位置が、隣り合っている部分では入れ違いになるように組み合わせていきます。これは先ほど説明したように1枚のフローリングから切り出した2つの部材には、凹部か凸部どちらかしか無いため自ずとこうせざるを得ないからです。
最後の一枚に関しては、短い余りと長い余り両方に合わせて切り出すため非常に小さいピースになります。
この部分に関しては無理やり上からはめ込むしか無いため、実際の余りより若干小さく切り出して、上からハンマーで叩いてはめ込みます。
これにて仮組みが完了しました。
④問題発生→次回へ続く
さあ、このままの勢いで本組みへと進みたいところなのですが、ここで問題が発生します。
な、ナンじゃこりゃああ!!?
次回
- まさかのコバエ大量発生
- コバエで埋め尽くされるフローリング
- コバエが染みついてしまったフローリング
の3本です。お楽しみに!!!!!!
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。