どうも、たかしです。

生活の拠点とするための小屋建築の様子をお伝えしていくシリーズ、内装編の「内壁作成」の第四回になります。

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  • 内装  ←またここ
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前回の記事では、内壁に取り付けた石膏ボードの凹凸部分を均すため、パテを塗りこんでいく様子をお伝えしていきました。

ごく小範囲のため、水に溶かす必要のないパテを使用
二度塗りして石膏ボードの継ぎ目部分の凹みを均していった。

今回の記事では石膏ボードによってできたわずかな凹凸を更にヤスリがけすることで完全に平らにし、壁紙を貼り付けて行くまでの様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

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①パテのヤスリがけ

今回パテのヤスリがけには、新しく購入した電動サンダーを使用しました。

以前使用していたDCMのサンダーですが、炎天下の中長時間使用したのがいけなかったのかモーターが動かなくなって壊れちゃったんですよね。

たぶん保証期間も過ぎてるし、もともとけっこう使いづらかったのもあって今回新しくブラック・アンド・デッカー製のサンダーを購入しました。

こちらのサンダーはパッドをマジックテープでワンタッチで張り付けることができるため、パッドの交換が容易という利点があります。

その分専用のパッドでないと使用できないというデメリットはありますが。

こちらのサンダーを使い、継ぎ目の凹み部分から漏れたパテの凹凸を均していきました。

これでほぼほぼ内壁の凹凸を無くすことができました。

②壁紙の貼り付け

今回使用した壁紙は、アサヒペン製の壁紙で、ノリが最初からついているタイプのものになります。

以前ドアの内壁の壁紙を貼る際に自分でノリを塗ってみたのですがかなり大変だったので、今回はノリが最初からついているタイプの物を選んだのですが……これがなかなかクセが合って大変でした。

幅90㎝の壁紙ロールから、壁高さより少し長いぐらいの長さを切り取って垂直に貼っていくのですが、この壁紙がとにかく破れやすい!

壁紙自体切り売りされている壁紙と比べてかなり薄いうえ、生ノリがしっかりと付けられているためかなりふにゃふにゃしており、ちょっとでも余計な力が入ってしまうとビリっといきます。

最初の1枚はそれでビリビリになってしまい、全て破棄する羽目になってしまいました。

特に角の納まりが難しいため、角部分だけは90㎝幅の物をもう少し短く切って、少しずつ貼っていくことにしました。

反対側も角も予め短く切って貼っておきます。

繰り返し貼っていくうちにだんだん慣れてきましたが、それでもやはり角部分は難しかったです。

3時間ほどかけて、何とか全ての面の壁紙を貼り終えました。

続いて床に垂れ下がっている部分の余りをカッターで切り取っていきます。

最後に継ぎ目の処理をしていったのですが、この工程が一番難しくてかなりイライラさせられた部分でした。

何が大変って、壁紙同士が重なっている部分をカッターで切り取って継ぎ目を合わせて行くのですが、この時カッターで上手く切れずに壁紙がビリビリ破れるということが頻発するんですよね。

注意書きには「切れ味の鋭いカッターを使う」と書いてあったのでわざわざ新しい刃を使ったのですが、それでも壁紙が脆すぎるせいで切れるより先に破れてしまうんですよ。

おかげで継ぎ目部分がボロボロになってしまいました。ちょっと素人にはきれいに施工するのはハードルが高すぎましたね。

遠目から見たらそこまで目立たないんですが、もしこれが賃貸マンションの壁だったら「おいおい……大丈夫かこの部屋」となる程度にはボロボロになってしまいました。

まあ、ここら辺がDIYの限界ですね。機能性としては特に問題ないので良しとします。

③まとめ

今回は小屋の内壁の石膏ボードの上に、壁紙を貼っていく様子をお伝えしていきました。

結果としては結構散々な出来になってしまったのですが、それでもやはりちゃんと白い壁紙が貼ってあるだけで部屋の雰囲気はガラッと変わりますね。石膏ボードむき出しのままだと、やはり安心して壁に体を預けられなかったのでとりあえずは良かったんじゃないかなと思います。

壁紙だったりクッションフロアのような、ぺらぺらした素材をきれいにのり付けするといった場面ではやはり手先が器用な人じゃないとなかなか難しいということがよく分かりました。

残りの内装部分ですが、後はカーテンレールを取り付けて、窓台を取り付けて、巾木(床と地面の間に取り付ける見切り材)を取り付けたら内装は完成となります。

そうしたらベッドを持ち込んで本格的な引っ越しとなります。ああ、あとコンセント回りももう少しちゃんとしたいですね。

完全に小屋に拠点を移せるまでもう少し頑張っていきたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。