どうも、たかしです。

生活の拠点とするための小屋建築の様子をお伝えしていくシリーズ、その他仕上げ関連の作業第二回、引っ越し完了編になります。

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前回の記事ではカビまくっていたベッドフレームの屍を乗り越えて、新たに購入した「ベッド・机・椅子」などの家具を小屋の中に設置していきました。

梅雨+山奥空き家特有の湿気で終わったベッドフレームを解体・処分
新たにベッド・作業デスク・椅子を設置し、引っ越し作業の大方が終了

今回の記事は引っ越し作業完了編ということで、小屋の中にとある超重要家電である「テレビ」を導入するまでの様子をお伝えしていきます。

たった3畳+ベッドで超絶狭いこちらの部屋に果たしてテレビを導入することはできるのか?

それではやっていきましょう。

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①使用する壁掛け金具

テレビを小屋に導入するためには、やはりスペースの関係上壁かけ式にするしかありません。

そこで今回購入したのがこちらのいかにも説明過多な名前のテレビ壁掛け金具です。

僕の持っているテレビが「東芝 regza 32v34」なので、それに対応している汎用の物を楽天市場で購入しました。

というのも、テレビの壁掛け金具ってホームセンターでも家電量販店でも全く売っていなかったんですよね。店員さんに尋ねた所「基本的にはメーカーに純正の物を発注するか、汎用品をどこかしらで調達するしかない」とのことだったので、小売店ではほぼほぼ取り扱っていないと考えていいのではないかと思います。

表記は全て英語。箱はそれなりにボロボロ。説明書は一切なく、組み立てのヒントになるのはこのパッケージに乗っているざっくりした図解のみ。

不安……

中にはやたらビス周りのパーツが入っていますが当然説明書が無いので、どれがどこに、どのように使用する物なのかも一切説明がありません。

これは……体が震えてきやがった

ちなみに金具をちゃんと水平に取り付けられるようミニ水平器が付属していました。こういう所は親切なのね。

②取り付けの様子

1.金具を壁に固定する

使用したのは、頭が6角になっていて先がとがっている長めのビスです。

全てのビスの中で、このビスだけが先がとがっていたので、恐らく石膏ボード及び木材に打ち込むためのビスだと判断しました。

金具を壁に打ち込む際には、きちんと壁の向こうに固定することができる下地があるのかどうかを把握しておく必要があります。

今回ビスを打ち込んだのは壁パネルの赤丸の部分です。

壁掛け金具を取り付ける前に気を付けることとしては

  • 下地木材の幅がどれだけか
  • 金具の幅が下地木材の幅に収まるかどうか
  • 下地木材の位置がちゃんと把握できるようになっているか

などなど結構気多いので、小屋を建築している段階から意識しておいた方がスムーズに取り付けられると思います。

今回下地木材の幅が400mmになっていて、金具の幅は470mmでしたので、問題なく取り付けることができました。

また、事前に下地木材のある位置を壁の上にマークしておいたので、平行定規などを使ってビスを打ち込む位置を決めることができました。

下地木材の無い位置に打ち込んでしまうと、支えになるのが石膏ボードとその向こうの断熱材だけになってしまいます。そうなると支える力が大きく下がってしまうため、適当な位置にビスを打ち込むことは避けるべきだと思います。

打ち込む際には手持ちのドライバーや電動ドライバーでは力不足なので、インパクトドライバーが必須です。

2.テレビに引っかけ金具を取り付ける

続いてこちらのビスを使って、壁に固定した金具にテレビを引っかけるための金具を取り付けて行くのですが、ここでかなり手間取りました。

まずビスが長すぎて、半分も入らないうちにテレビのネジ穴の奥に突っかかってしまうため、付属していた謎の黒リングを使って長さ調整をする必要がありました。

ただ、この方法にもまた別の問題があって……

こちらの黒リングを使用するとネジが高くなり、最終的に引っかけ金具と壁掛け金具を固定するためのネジがちゃんと入りきらなくなってしまうのです。

恐らくこのような事態を想定して、金具同士を固定する短いビスもあって、それを恐らく上側の穴だけを通して固定するようにするのだと思いますが、それってどう考えても最後ネジを回す時にドライバーの入れようが無くなってしまうんですよね。

つまりこの黒リングを使用した場合には金具同士を固定することができなくなって、引っかけるだけになってしまって非常にグラグラする事態になってしまうという……いや、デバッグしようよ。

という訳で今回僕はどうしていったかというと……

長すぎるネジを短くカットすることにしました。

黒リングを使用するから金具同士の固定ネジが突っかかるのであって、その部分だけでもネジを短い物を使用してリング無しで固定できるようにすればちゃんと取り付けられるのではと考えました。

同じ口径の短いビスを調達すればいいだけではあるのですが、ホームセンターまでは往復で1時間以上かかりますから、無理やりビスをカットして何とかなればいいなと思った次第です。

さて、カットすることはできたのですが、意外にもネジ穴というのは融通が効かない物で、こんな感じで先端がフラットになっていないと上手く嵌ってくれませんでした。

そのため金切りばさみなどを活用しつつ、できるだけネジの先端をフラットに加工していったところ……

最終的にはドライバーでねじ込むようにして、何とかネジ止めすることができました。

あとは金具を引っかけるようにしてテレビを壁にかけ、金具同士の固定ネジを下から手持ちドライバーで取り付けて行ったら……

壁掛けテレビの取り付けが完了しました!

ロフト物置の部分からスイッチも繋げて設置することで、何と小屋の中でゲームをすることさえできてしまいます。うーん、至高。

以上で小屋への完全引っ越しが完了しました!!

③まとめ

今回は小屋の中に壁掛けテレビを設置し、完全に拠点として整備を進めて引っ越しをするまでの様子をお伝えしていきました。

最終的には、ベッドを設置したことでかなり狭くはなったものの、日常生活を送るうえで必要最低限の環境を整えることができたのではないかと思います。

今回使用した壁掛け金具ですが、やはり汎用品+その中でもかなり安い方の製品だっただけあって、なかなかクセがあって取り付けにはそこそこ苦労しました。

特にネジ穴関連に関しては、今回僕がやったようにビスを切断して調整するとなると相当大変でしたので、留意しておく必要があると思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。