どうも、たかしです。
生活の拠点とするための小屋建築の様子をお伝えしていくシリーズ、建具編の第六回になります。
- 建築予定地の整地
- 基礎の位置決め・高さ合わせ
- 土台建築
- 壁パネル作成・設置
- 屋根建築
- 外装
- 内装
- 建具設置 ←先にここ
前回の記事では、ドアの内部に断熱材を充填し、内壁用の下地合板と壁紙の切り出しをしていきました。
今回の記事では、ドアに蝶番とラッチを取り付けていき、更にそのドアを小屋のドア枠に取り付けて行くところまでの様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①丁番の取り付け
1.位置決め
まずはドアのどの位置に丁番を取り付けるか決めて、その位置に丁番を当てて印を打ちます。
丁番の位置は、ドアの上側は「丁番の長さ×1.5」分を空けて、下側は「丁番の長さ×2」分を空けて取り付けるのが望ましいようなので、その通りの位置に丁番を当てて、印を打っていきました。
2.丁番の厚さ分切り欠けを行う
ドアを隙間なく取り付けるためには、丁番の厚さ分の切り欠けを行ってから丁番を取り付ける必要があるみたいなので、のみで丁番の取り付け位置を掘っていきました。
時々丁番を当てて、ちゃんと丁番の厚さ分になっているかチェックしながら掘っていきました。
3.ビス止め
ビス止めする際には、いきなりビスを打ち込んでいくのではなく、まずはドリルを使って丁度ビス穴の真ん中に来るよう下穴をあけておきます。
こうすることで、ビスを打った時に丁番がズレてしまって、取り付けたい位置からずれてしまうといった事態を防ぐことができます。
これで上側の丁番の取り付けが完了しました。
反対側も同様に取り付けていって、ドア側の丁番の取り付けは完了です。
②ラッチの取り付け
ラッチを取り付ける穴は既に空けてありましたが、まだラッチ自体は取り付けしていなかったのでこのタイミングでビス止めしておきました。
ラッチの取り付け時にも、丁番の時と同じように金具の厚さ分の切り欠きが必用だったので、丁番取付穴の周りを追加でノミで掘った後に取り付けをしています。
③小屋へのドア取り付け
ドア側の準備が一通り済んだところで、いよいよドアを小屋へと取り付けていきます。
まずはドアを小屋のドア枠にはめ込んで、蝶番とドア枠が当たる部分に鉛筆でマークをしておきます。
その後、ドア枠側にもドアへの蝶番取り付け時に行ったのと同じ切り欠け処理を行い……
ビスで打ち付けていきます。
この時、ドアの取り付けを一人で行うためのテクニックとして、ドアの下を何かしら土台を用いて支えておき、丁度ドアがドア枠と平行&蝶番の取り付け位置と同じ高さになるよう調整していきました。
イイ感じの高さの台さえあれば簡単に準備できるのでおススメです。
取り付け後、一応ドアはちゃんとしまったのですが、なぜか押し返すような力が働くようになってしまっていました。
こちらのドア枠は、以前ドアがちゃんとドア枠に収まらなかったときにディスクグラインダーで削った部分があり、その部分がちゃんと平面になっていないのが原因かと思って念入りに削り直したのですが、結局押し返すような力は完全には無くなりませんでした。
とりあえずドアは閉まるは閉まるので、一旦このままにして後々重大な問題が起きたらまた修正することにしました。
④ラッチ受け穴金具取り付け
ドアの取り付けが完了したところで、今度はドアが閉じた状態で固定されるようドア枠側に取り付けるラッチ受け金具を取り付けていきました。
ラッチが当たる部分をドア枠にマークした後……
ラッチ受け金具を取り付けるための切り欠けを行っていきます。
もうすっかりノミでの掘り作業も慣れたもの。金具の厚さ分の浅い部分と、ラッチ受け穴を取り付けるための深い穴を組み合わせた切り欠けを行い……
ラッチ受け金具をビス止めしていきます。
若干切り欠けが深くなりすぎたように見えたので心配だったのですが、無事しっかりドアが固定されるようになりました。
これでドアの小屋への取り付けが完了です!
⑤まとめ
今回はドアに蝶番とラッチを取り付けて、小屋へとドアを取り付けて行った様子をお伝えしていきました。
あとドア取り付けで残された作業は、「内壁の下地・壁紙取り付け」「外壁のリメイクシート取り付け」「戸当たりの取り付け」の3つです。
数多くの工程を経て、ようやくドアの作成にも終わりが見えてきました。少しずつですが、やり続けていればいつかは終わるのが小屋づくり。
この調子で完成まで何とか走り続けていきます。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。