どうも、たかしです。

生活の拠点とするための小屋建築の様子をお伝えしていくシリーズ、屋根の建築編の第十一回になります。

  • 建築予定地の整地
  • 基礎の位置決め・高さ合わせ 
  • 土台建築 
  • 壁パネル作成・設置 
  • 屋根建築 ←永遠にここ
  • 外装 
  • 内装
  • 建材設置

前回の記事では屋根下地の縁部分となる「破風板・鼻隠し・広小舞」を設置していきました。

1×6材を用いた破風板・鼻隠しを取り付け
水切りを良くするため、縁を若干飛び出させる役割の広小舞も設置

今回の記事では、屋根の一次防水処理を施すため下葺き材である「アスファルトルーフィング」を取り付けて行く様子をお伝えしていきます。

下葺き材取り付けが完了すれば、ようやく屋根建築もひと段落着くこととなります。

それではやっていきましょう。

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①アスファルトルーフィングとは

アスファルトルーフィングは、屋根の1次防水を担う「下葺き材」として使用される防水シートになります。

アスファルト含有の紙に更にアスファルト+鉱物の層が重ねられており、防水性の高いシートになっています。

外壁に使用している「透湿防水シート」と見た感じを比べると以下のような違いがあります。

  • 異常に重い(透湿防水シート1m×50mが約4kgに対し、こちらは1m×21mで23kg!)
  • 表面がザラザラしている
  • かなり破れやすい

透湿防水シートと比べても値段は高く(防水シート約3800円、カラールーフィング約5300円)、重くて取り回しがしづらく、しかも破れやすいというカラールーフィングをなぜ屋根では使用するのかというと……色々調べたのですが釈然としない感じです。

カラールーフィングの方が表面がザラザラしているため張った後屋根上での作業がしやすくなるとか、重たいため風に飛ばされづらいなどのメリットはあるのですが、アスファルトルーフィングには透湿性が無いという欠点があるんですよね。

透湿性が無いと蒸れやすく、屋根下地の木材の耐久性に関わってくるため、透湿性の無いアスファルトルーフィングを使用するのは基本良い選択肢ではないという記載がネット上では多く、じゃあ何でアスファルトルーフィングが使用されるのかというと施工が簡単で費用が抑えられるからというあまり感心しない理由がほとんどで、全体的にやはり釈然としない感じでした。

そんな感じで若干不安ではあるのですが、とはいえ基本屋根にはアスファルトルーフィングをし世するのが一般的ではあるので、半分思考停止しつつ取り付けを行っていきたいと思います。

②取り付けの様子

アスファルトルーフィングの取り付けは、透湿防水シートの時同様必要分だけを切り取って、屋根の上まで持ち上げてタッカーで仮止めしつつ広げていきながらやっていきました。

重なり部分に関しては、こちらも防水シートと同じくガイドがシートに印刷されているため、それときれいに揃えつつ2段目も同様に取り付けていきました。

アスファルトルーフィングを取り付けていてありがたいと感じたのは、上記画像のように巻いた状態であれば一旦手を離してもずり落ちることなくその場にとどまってくれることですね。

表面がザラザラしているため非常に摩擦力が高く、どうしても一旦手を離して梯子の上り下りをしなくてはならない上段を取り付ける際には、この摩擦の強さがかなり有効に働きました。

反対側も同様に取り付けて、これにて作業完了……ではなく、ここから更にもう一層胸をまたぐようにしてアスファルトルーフィングを取り付ける必要があります。

しかし、梯子を延ばして作業するにしても流石に棟部分は遠すぎます……ということで、ここはもう腹をくくって棟の上に乗って作業をすることにしました。

梯子で登っていくのですが、万が一この梯子が倒れてしまったりしたら下りれなくなってしまいますので、紐で棟木と結んでおきました。

ということで、意を決して登っていきます。

流石に棟の上に足をのっけて乗る勇気は無かったため、またがる形になって少しずつずれながらアスファルトルーフィングを広げていきました。

この姿勢ですが、股関節が押し広げられてかなり痛いです。女性だったらそこまで厳しくないのかもしれませんが……

アスファルトルーフィングを広げつつ、通気垂木の位置をルーフィング上に赤鉛筆でマーキングしていきました。

後々棟に換気部材や板金を取り付ける際に、この位置が分からないとしっかりと取り付けることができなくなってしまうので、姿勢がつらい中ではありますが何とかマークしていきました。

広げた後は、タッカー止めに関しては梯子の上からでも手が届くため、片側ずつ止めていきました。

もう片方もしっかりタッカー止めして、今度こそアスファルトルーフィングの取り付けが完了しました!

③まとめ

今回は屋根に1次防水としてアスファルトルーフィングを取り付けて行く様子をお伝えしていきました。

アスファルトルーフィングの取り付けまでが完了したことにより、とりあえずの防水処理は完了したため、今後はそこまで天候に気をもむことも無く作業を進めて行くことができるようになりました。

ようやくここまで来たかといった感じですね。当時想定したいたよりも倍近くの時間がかかっていますが、一人での高所作業が続いたことで仕方のない部分もあったのかなと思います。

今後の予定としては、屋根の縁に更に水切りを良くするための金物を取り付けて、その後屋根材であるアスファルトシングルを施工していったら、棟に換気部材含む金物を取り付けて屋根がやっと屋根の建築が完了となります。

そこからは外装・内装・建材取り付けと……まだまだ工程が残っていますが、何となく建築完了までの道筋は見えてきたように思います。

目標は6月中の建築完了ですが、そろそろ電気工事士2種の実技に関しても勉強を開始したいところなので、そことのバランス調整が難しいところですね。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。