どうも、たかしです。

生活の拠点とするための小屋建築の様子をお伝えしていくシリーズ、屋根の建築編の第十四回になります。

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前回の記事では、屋根の縁に「軒先水切り」「ケラバ水切り」を取り付け、屋根の雨仕舞いを完了しました。

破風板側の水切り「ケラバ水切り」を取り付け
軒先水切りとの納まり部分も、板金加工を施してそれなりな感じに

さて、この水切り施工が完了した次の日、なかなかの勢いの雨が一日続く日を挟みまして……。

とはいえ、もう下葺き材のアスファルトルーフィングも張って、更に雨仕舞いも完了した今、雨なんぞ遅るるに足らずと思っていたのですが……ここで思わぬ問題が発生してしまいました。

!!

あ、明らかに雨漏りしてるー!!?

室内の天井を見ても、ちょくちょくアスファルトルーフィングから染み出したような黒いシミが……

な、なんで????? 

ちゃんとアスファルトルーフィングを敷いてあるのに、いったいどうして?

ということで、今回の記事ではなぜアスファルトルーリングが敷いてある屋根で雨漏りが発生してしまったのかの考察と、その後行った対策についてお伝えしていきます。

ああ、また屋根の完成が遅れる……。

それではやっていきましょう。

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①なぜ雨漏りが起こったのかの考察

最初は、アスファルトルーフィングの施工の仕方に問題があるのかと考えました。

実際、棟部分の施工をする際、施工マニュアル通りであれば下記図のように棟部分が3重になるよう取り付けなくてはならないところを、ルーフィングが足りないということで1枚しか敷いていなかったので、それが原因かとも考えたのですが……

本来、このように左右からの折り返し+棟部分で3重に施工すべきだが……
ルーフィングが足りず、棟部分に1枚乗せるだけになってしまった

しかし、だとしたらシミができる部分は棟部分を中心に広がっていなくてはおかしいはずです。ですが、シミはどちらかというと点々と付いていました。

となると、何か別の要因があるはず……そう思い色々調べてみると、とある原因が思い当たりました。

それは「タッカー穴」からの染み出しです。

当然ながら、アスファルトルーフィングを打ちとめる際にタッカーを使用するということは、その部分に穴をあけるということになります。

色々な雨漏り事例を調べたところ、どうやら下葺き材であるルーフィングを取り付けただけの状態で大雨を受けてしまうと、雨漏りが発生してしまうということはままあることのようなのです。

打ちとめるために針を通すということは、当然そこから水が侵入します。なので、相当気を使った施工方法だとアスファルトルーフィングを止めるのに接着剤やテープを使用する例もあるぐらいのようです。

そもそもアスファルトルーフィングはあくまで「屋根材」ありきの「下葺き材」であり、直接大量の雨を受け止めるものでは無いということですね。

つまり今回の雨漏りはアスファルトルーフィングの防水性を過信しすぎて、大雨にもかかわらず何の対策もせず下葺き材だけで受け止めさせてしまった僕の責任ということになります。

ということで、それからは大雨が予想される時にはちゃんとブルーシートで覆うようにしました。

ブルーシート掛けるのマジで大変だし、しかもこのブルーシートにしばしばマダニが張り付いてるしで、あまりやりたくないんですけどね……早く屋根材取り付けないとなぁ、

②アスファルトルーフィングの棟部分の追加修正

恐らく今回の雨漏りに棟部分のルーフィングが足りていないことはあまり関係は無いという結論にはなったのですが……

しかしアスファルトルーフィングの脆弱性が露呈したということと、水切りを取り付けている際にも棟部分が1枚しかないことの頼りなさ(穴が空いたらそれで終わり)を痛感していたので、ちゃんとマニュアル通り3枚重ねて施工することにしました。

カラールーフィングは1ロール5000円以上するのでそれなりに痛い出費ではあるのですが……雨漏りが発生する危険性と比べたらケチケチしていられませんからね。

必要分のアスファルトルーフィングを切り出し、以前棟部分を張った時と同じく屋根に上って取り付けていきます。

既にケラバ水切りを取り付けてしまっているということで、いちいちルーリングをケラバ水切りの下に潜りこませるようにして施工するのはなかなか骨が折れました。

こうやって後から修正しようとすると労力が何倍もかかってしまいますので、やはり最初からちゃんと施工しておくべきですね……。

また、この日午前中に取り付けを行ったのですが、それでも日差しがめちゃくちゃ強くて、なんとルーフィングのアスファルト成分が溶けだしてきてめちゃくちゃルーフィングが脆くなるという事態まで発生してしまい、より施工難易度が上がってめちゃくちゃしんどかったです。

熱でアスファルトが染み出してくると、簡単に破れるぐらい脆くなって、ちょっとでも圧力がかかると上記画像のように黒く染み出してきてしまうため、アスファルトルーフィングを取り付ける際には日差しの強い日・時間帯は避けた方が良いですね。

アスファルトルーフィング自体が、太陽光で火傷しそうなぐらい熱くもなるので、当然屋根上での取り付け作業はマジで地獄でしたが、何とか取付が完了しました。

後は急いで屋根材を取り付けて、今度こそ雨漏りが発生しないことを祈るばかりです……。

③まとめ

今回は、雨漏りが発生してしまったことの原因考察と、念のため施工が中途半端だった棟部分に新たにルーフィングを施工して雨漏り対策を更に施していった様子をお伝えしました。

次回こそは屋根材である「アスファルトシングル」をいよいよ取り付けていきますので、それで今度こそ雨漏りが発生しないことを祈るばかりです。

最近本当に気温が上がってきて、特に屋根作業は太陽光の屋根からの照り返しがあるため、日差しのある時間帯はマジで地獄でやっていられません。

大体30分も作業していたらもうそれで汗だくで、クラクラしてくるのでいちいち空き家に引っ込んで水分補給しないと熱中症でいつ倒れてもおかしくないぐらいです。

そう考えると、毎日暑い中でも作業している屋外肉体労働系の方たちは本当に凄いですよね。僕には真似できそうもありません。

とはいえ、いち早く小屋暮らしを開始したいので、体調に無理のない範囲で建築は急ぎたいと思います。屋根完成まであともう少し……!

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。