どうも、たかしです。
前回に引き続き、今回は下処理をしたセミを調理していく様子をお伝えしていきます。
こちらは、前回解体したセミから取り出したセミの身です。見てお分かりのように、茹でたセミから取り出した身はツナそっくりの見た目をしています。
なので、今回はセミの身を使って「ツナマヨ」ならぬ「セミマヨ」を作り、それを使ったおつまみを調理していきます。
同時に、セミを解体した時に余った部分を使って出汁を取り、「セミのあら汁」も作っていきます。
それではやっていきましょう。
①セミマヨチーズのピーマン包み焼き
材料
食材
- セミ……31匹分の身
- 刻みネギ……少量
- ピーマン……1個
- とろけるチーズ……1枚
調味料
- マヨネーズ……セミの量の3/1ほど
- 塩……少々
- コショウ……少々
こちらのレシピを参考にしました。調味料の量は、お好みで変えてください。
セミマヨを作る
セミの身にマヨネーズ、塩、コショウを投入し、かき混ぜます。
ネギも少量投入していきます。このネギは、かさ増しといった意味合いが強いので、セミの身が十分あればそのままでもいいですし、他のお好みの物を混ぜてもいいと思います。
これでセミマヨが完成しました。
ピーマンをお皿状にカットする
まずピーマンを半分にカットします。
中の種はくり抜いて捨てましょう。これでピーマンのお皿の準備ができました。
セミマヨを詰めて、チーズをのせる。
ピーマンのお皿にセミマヨを詰めて、そこに半分に切ったとろけるチーズをそれぞれ乗せます。
フライパンで焼く
本来はオーブンがあるといいのですが、あいにく我が家は持ち合わせていないため、フライパンで焼いていきます。
チーズがとろけて、セミマヨがぐつぐつと煮立ってきて、ピーマンに焦げ目が付いて来たくらいで火を止めて完成です。
お好みでパセリやコショウなどを振りかけるとより見た目が映えます。
うまそ~。
②セミのあら汁
セミの頭部と腹部を投入し、とにかく煮詰めていく
セミの解体をしている時に、同時に鍋にお湯を沸騰させておけば、解体した端から余った殻を投入し煮詰めておくことができます。
画像は大体解体が終わってすぐぐらいの煮汁の様子です。もう既にかなり出汁が出てきているような見た目をしていますが、ここから更に20分ぐらい追加で煮詰めていきます。
あら汁は、最初に700mmlぐらいの水を投入して沸騰させていますが、すぐに蒸発して量が減ってくるので、様子を見て水を追加しながら出汁を取り続けます。
十分だしを取り終わったら火を止め、味噌を溶かします。
仕上げにチューブ生姜を2きれほど投入しかき混ぜ、香りづけをします。
お椀に盛りつけてから、薬味としてネギを少量ふりかけて完成です。
さあ、果たしてしっかりとセミの出汁は取れているのでしょうか。そして、長時間煮込んだセミの殻は食べられる状態になっているのでしょうか。
次回、実食編に続きます。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。