どうも、たかしです。

以前の記事で言及したように、僕が現在生活する空き家にはアース付きのコンセントがありません。

なので本来であればアース付きコンセントを設置した方が良いのですが、その電気工事にもそれなりの費用が掛かることが予想されるので、できれば電気工事士の資格を得てから自分で設置したいんですよね。

なのでそれまでは一旦「ビリビリガード+ゴム手袋装着」で洗濯機を導入することにしています。

ということで、今回の記事では空き家で洗濯機を使用するための環境を整備する様子をお伝えしていきます。

アース付きのコンセントの無い状況での洗濯機導入は本来避けるべき要件であることは百も承知ではあるのですが……これが空き家暮らしの現状ということで、ありのままの様子を本記事ではお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①物干しざおの設置

まず洗濯機を導入する前に洗濯物を干す場所を確保しないことには話になりません。

現在所有している洗濯機に乾燥機能が付いていればよかったのですが、単身貧乏暮らしの人間がそんな高尚な家電を所有しているはずもありません。普通の縦型洗濯機のため、屋外干しのスペースは必須です。

幸いなことに空き家の庭には前住人が使用していたであろう物干し台があるのですが、どういう訳か全く日の当たらない場所で、庭木に食い込むような形で放置されていました。

もともと空き家にも洗濯機が残されていたのですが、その洗濯機は縦型ながら乾燥機能付きだったので、もしかしたらかなり早い段階からこの物干し台は使われることなく放置されている状況だったのかもしれません。

空き家にあった、僕の物より恐らく高級な洗濯機。現在は処分済み

現在の場所では物干しざおがまともに使えないため、物干し台ごと日当たりのいい場所まで移動させることにしました。

相当長い年月この場所に放置されていたためか、もはや土台が地面の中に埋まってしまっていました。

土台が埋まっていた場所には根が張っていて、深さは10㎝近くにもなります。相当長い間使われていなかったことが伺えます。

とはいえ、何とか日当たりのいい場所まで物干し台を移動させることができました。

左右で物干し台の高さが全然違って、物干しざおが斜めってしまっていることには目をつむることにします。

それにしても、庭木が伸びすぎていて結構日当たり的にも邪魔になっているので、その内庭木の剪定も自分でやってしまいたいところですね。

②電源コード・排水ホースの設置

続いて、洗濯機を配置したこの元風呂場の地点から、電源コードと排水ホースをそれぞれ伸ばしていきます。

洗濯機の設置場所から排水場所やコンセントの位置までは距離があるため、それぞれ延長するために色々買い揃えておきました。

1.電源コード

まずはコンセントにビリビリガードを差し込んで設置します。

このビリビリガードなのですが、実は画像からも分かるように下側にも差込口があり、正面と合わして2口あるため電源タップのように使うことも可能です。これは地味にありがたかったですね。

そうしたら、洗濯機の電源コードを延長コードでビリビリガードと繋いでセットは完了です。

延長コードは、コードが地面に垂れることの内容意図的に長さギリギリの物を選びました。地面に垂らして例えば虫や動物に噛まれてしまったり、そうじゃなくても水や土に浸かって腐食してしまっても嫌だったので。

2.給水ホース

給水ホースに関しては、もともと空き家で洗濯機の給水用に使われていた蛇口にワンタッチ水栓が設置されており、それが僕の洗濯機の物とも合致したためあっさり装着することができました。

先にも触れたように、こちらはもともと風呂場だった場所なので、つまり空き家の元住人はここから給水ホースを延長して洗濯機まで繋げていたことになります。

実際、元住人が使用していた洗濯機の給水ホースの超連結跡が残っています。

僕は給水ホースではなく排水ホースと電源コードを延ばす方向で設置することにしたわけですが、どっちにしろ煩わしいことには変わりありません。なので、やはり水回り環境は早急に整備してまともにしていきたいところです。

3.排水ホース

まずは洗濯機自体の排水ホースを、アタッチメントを取り付けることで延長ホースと接続します。

そうしたらその延長ホースを浴槽内まで伸ばし、元々ボイラー用についている穴に通して設置は完了です。

最後に、ホース差込口を隠すカバーで蓋をし、余った部分をカットすれば設置は完了です。

このホースカバーの設置については、一回は洗濯機を動かして排水が問題ないことを確認してから行うことをお勧めします。

なぜかというと、排水ホース自体一回排水してみると内部に溜まった水でたわみ、後々からホースの余り部分が変わることがよくあるからです。そのため、ホースの余りはオーバーな位あった方が良いし、どのぐらいたわむのかを確認してから蓋も付けた方が良いです。

③次回「洗濯機稼働編」へ続く

今回は洗濯機を空き家で導入する準備を進めて行く様子をお伝えしました。

物干しざおの設置、電源コード、給水・排水ホースの設置と、必要最低限の準備はすべて整いました。なので、いよいよ次回は洗濯機を実際に稼働させ、問題なく空き家で洗濯機を導入することができるのかの実験に入っていきます。

やはり洗濯機導入に当たって最大の懸念点は以前の記事で作成・ご紹介した「DIY浸透桝」が果たして洗濯機の排水に耐えられるかといった点になりますね。

作成時の排水量を試した実験では、60~70Lほどでオーバーフローしてしまうという結果にはなったものの、では洗濯機の排水ではどうなるのかということについては予想ができません。

もしかしたら洗濯機の排水が思ったより少なくて何とかなるのか、それともむしろ洗濯機の排水が泡だらけになってしまってとんでもないことになるのか……実際に稼働してみないと何とも言えないというのが実際のところです。

少なくとも、オーバーフローした排水が隣地にまであふれ出て行ってしまうということが無ければいいのですが……そうなってしまうと流石に洗濯機の使用を考え直さざるを得なくなってしまいますからね。

とにかく、まずは一回実際に試してどうなるのか、その様子を次回の記事でお伝えしていきます。お楽しみに。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。