どうも、たかしです。

空き家の裏庭にある水たまりを整備し、元々あったという池を復活させていくシリーズ、今回はその6日目の作業の様子をお伝えしていきます。

現在裏庭の地面から大量に発掘されてしまったゴミのふるい分け作業をひたすら続けており、前回の5日目に至ってようやくゴミの層の端まで発掘することができました。

とんでもない横穴ができてしまうぐらいゴミの層が長く続いていたが……
とうとう横穴が崩壊。長く続いたゴミの層も一旦途切れた。

ようやくゴミの層の端が判明したということで、今回6日目ではひたすら全てのゴミ交じり土のふるい分け完了を目指して作業を進めていきます。

ゴミのふるい分け作業を進める中で、思わぬ掘り出し物が出て来たり……!?

それではやっていきましょう。

①作業の様子

この日の作業はとにかく単純で、前回到達したゴミの層の端から順に遡って、ゴミが出なくなるまで穴の中の土をひたすら掻きだしてはふるいに分けていくということを繰り返していきました。

単純ですが、それ故に重労働です。ふるいにかけても完全にゴミが取れるわけではありませんから、ふるいにかけた土から結局細かいゴミを探し出さなければなりませんし、完全にゴミを取り去った後の土もそのままにしておくとどんどん崩れて下に落ちてきてしまいますから、溜まってきたら穴の外にスコップで移動させていく必要もあります。

移動させる際にも、穴の近くに移動させるだけだとまたその内土山の頂点から崩れてきて穴の中に土が落ちてきてしまいますから、思いっ切り土を放ってできるだけ穴から離れた位置に投げ出さなくてはなりません。

この日はかなり寒く、日中気温も最高で5度までしか行かないため、特に足元が冷えて痛いぐらいでした。

そこに加えて腰をかがめつつのスコップ掘り出し作業やふるい分け作業、ゴミの取り除き作業、土の移動作業……マジで体の至るカ所が悲鳴を上げています。

結局この日も5時間ほど作業を続けたのですが、最終的な進捗はこんな感じです。

見た目だけなら穴の中の土が結構減ってきているようにも思えますが、これがまた結構深くまでゴミが埋まっていることがあるため、まだまだゴミの埋没量は計り知れません……。

それでも「あと2~3日で何とか終わるか……?」ぐらいのところまでようやく進んでこれたのは、ひとえにこれまでの継続的努力の成果です。

どんな果てしないように見える作業でも、やり続けていればいつかは終わります。僕は引っ越してくる前の空き家の残置物片付けや、小屋建築(特に屋根)でそれを身に染みているので、くじけることなく作業完了まで頑張っていきたいと思います。

②おまけの冬虫夏草

ここでもはや恒例となったおまけコーナーのお時間です。

※今回も虫画像たっぷりなので、苦手な方は閲覧にはご注意ください

なんと今回発見したのはこちら、セミの幼虫の死骸……ではありません。

何と、恐らくではあるのですがかの有名な「冬虫夏草」を発見したのです!

ゴミの発掘中に出てきまして、いつものセミの幼虫かと思いきやどうやら様子が違うことに気付き、これがうわさに聞く冬虫夏草なのではないのかなと。

死骸から出ているビロビロした物も、よく見たら脚ではありませんし、何か体の中も黄色っぽくなっていて明らかに普通のセミの幼虫の死骸とは違います。

そもそも、土の中で死んだセミの幼虫の死骸がここまできれいに保存されていること自体、普通無いですからね。大概速攻で腐食→分解されていくはずなので。

ちなみに冬虫夏草とは、虫やその死骸に寄生した菌糸類(ようはキノコ)のことを指します。上記画像のように冬場は虫の体内で菌糸を広げ、春~夏先に欠けて子実体(つまりはキノコ)を地表に出すことから「冬虫夏草」と呼ばれるようになったらしいです。

恐らく冬虫夏草で間違いないのですが、普通春先に子実体が地表に出た物を掘り返して地中の虫の死骸を掘り出して冬虫夏草と判明する流れなので、たまたま今回冬に掘り出してしまった冬虫夏草には子実体がまだなくて全然冬虫夏草っぽくありません。なので確信が持てないんですよね……。

普通はこうなってるはず……(画像はフリー素材)

と言う訳でここは一つ冬虫夏草を培養して子実体を人工的に出させてみたいと思います。もしきれいに子実体ができたらワンチャンヤフオクとかで売れるかもしれませんし……。

まず土台として冬虫夏草が出てきた辺りの土をプラケースの下に敷き詰めます。

次にいかにもキノコが出てきそうな腐葉土を冬虫夏草の上に軽く重ねました。

普通に土に埋めても良いんじゃないかと思いましたが、どうやらキノコの培養のためには湿気に加えて若干風通しも必要みたいなので、みっちり土に埋めるのでなく軽く腐葉土をかけるぐらいにしておきました。

霧吹きで軽く濡らして……

プラケースの蓋を掛けるだけだと風通しが良すぎるらしいので、キッチンペーパーを挟んで蓋を閉じました。

ちなみにこれらやり方は冬虫夏草YOUTUBERの第一人者「うごめ紀」さんの動画を参考にしています。

最後に、春先に子実体が出ることもありある程度の温度が無いとダメみたいなので、パネルヒーターを下に敷いて後は様子を見ることにしました。

うまくキノコが出ると良いのですが……。

③次回7日目以降へ続く……

今回はゴミ交じりの土のふるい分け作業6日目の様子と、発掘した冬虫夏草培養の様子をお伝えしていきました。

地面を掘っていると思わぬ発見がありますし、たくさんセミの幼虫が見つかればたんぱく源も確保できるしで割と楽しいので、実のところ穴掘り自体はそこまで憂鬱ではないのですが……ちょっと流石に体力的に厳しくなってきました。

何といっても1日5~6時間動き詰めの一人っきりの土木作業をもう1週間近くも続けている訳ですからね……しかも無給。

もう流石に終わって欲しいのですが……ゴミ交じりの土が増えることはあっても減ることはないので、期日が伸びることはあっても短くなることは無いという。

恐らくあと2~3日もあれば終わると思うのですが……頼むから新たなゴミの層でないでくれ~。

そんな訳で、また次回へ続きます。次は一体どんな変わった物が掘り出されるのか、お楽しみに!(もはやおまけがメイン)

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。