どうも、たかしです。
9月いっぱいを使って作り上げた「防獣ハウス」&「マルチシート畑」に、とうとう初の作付けを行う時がやって来ました!
今回植えるのは「ラディッシュ」「エンドウ」「ホウレンソウ」「シュンギク」の4種類+ご近所の方から余りの苗を頂いた「ハクサイ」の計5種類になります。
今回はコストの観点から全てを種植えから始めることにはしていたのですが、とはいえ苗植えをしてみたらどんな感じになるのかも経験してみたかったので、ご近所の方には感謝以外ありません。
今回は初のマルチシートでの種植えの様子を、その準備段階の様子から合わせてお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①準備
1.苗の準備
調べてみた所、苗を畑に植える前には事前に水に浸して置いてから植えた方が、定植がしやすいということのようだったので、予めバケツの中で水にポットの半分ぐらいを浸しておきました。
しかしこちらの苗、一本だけ明らかにもう駄目そうな子がいますね。まあ余りを頂いたので当たり前の話だとは思いますが。
水に浸している間でも、油断したら上から鳥とかに食われそうな気がしたので、その間は空き家の中の安全な場所に置いておくようにしました。全く、山奥という環境は本当に油断できません。
②マルチシートカッターDIY
マルチシートに作付けする際にはシートに穴をあける必要があり、そのシートに丸く穴をあけるための「マルチシートカッター」がホームセンターで販売されているのですが意外と高かった(最安でも1000円以上)ので、少しでも節約になればと思い試しに缶を使ってDIYすることにしました。
中身を空にしてガスも抜いた殺虫スプレー缶を、ディスクグラインダーを使って丸く切り出したら……
金切りばさみを使ってギザギザにカットし、刃をかたどって完成です。
所要時間はそこまでかからず非常にお手軽に完成しましたが、果たしてこれが使用に耐えうるかどうか……
②作付けの様子
まずはマルチシートにDIYしたカッターで穴をあけていきます。
穴をあける際には上からグッと押し付ける感じで。そうすると切り取り線のようにマルチに切れ目が入るのでそれを後から手でちぎって穴をあけていきます。
穴間の幅は、作付けする野菜それぞれの最終株間に合わせて開けていきます。ハクサイでは40㎝、シュンギクでは20㎝、ホウレンソウ・ラディッシュでは10㎝、エンドウでは30㎝の間隔で開けていきました。
ハクサイは、相性がいいらしいシュンギクと同じ畝のラインに植えていきました。
ちなみに、株間の長さを測る際には事前に長さを写し取った端材を使っています。
まずマルチシートに切れ目を入れて……
指でちぎって穴をあけます。この作業が思いのほか大変だったので、ハサミや指で穴をあけるのも不可能ではないと思いますが、この程度のマルチシートの規模でも全部に穴をあけるのに20~30分は掛かったので、何かしら穴をあける道具はやはりあった方が無難かと思います。
全部で1時間30分ほどかけて、全ての作付けが完了しました。
種を植える時には、植物ごとに深さだったり土の掛け方だったりが異なるようだったので、一応意識して植えていきました。ちゃんとできていたかどうかは不安ですが。
1袋の種の数は種類ごとにかなり違いがあったので(エンドウは100粒ぐらいに対して春菊は軽く1000を超えてそう)、全部使い切るために1つの穴に植える種の数にはかなりばらつきがあります。エンドウが1穴に5~6粒に対して、たぶん春菊は20~40粒ぐらいは植えました。このやり方で果たしてあっているのだろうか……不安です。
余らせたとしても、やはり去年の種だと発芽率が下がるみたいなので、そこまで高価な物でも無いしやっぱり使い切ってしまいたかったんですよね。
作付け後に、ハクサイ苗の周りにそこらの雑草を敷いておきました。これは太陽光がマルチに反射して葉が焼けてしまうことがあるので、その対策です。苗をくれたご近所の方に教えてもらいました。
種には全体的にじょうろで水をかけておきます。
この時、やはりじょうろの水を汲むのに何度も空き家と畑を往復するのが面倒だったので、早いところ畑近くに沢の水を引いてきたいところですね。少なくとも夏野菜の時期までには。
今回DIYしたマルチカッターですが、一通り使用しただけで先の葉が折れてしまったので継続的な使用は難しそうでした。
やはり既製品を買うか、それかペットボトルを使用してもっと刃を細かくすることで頑丈な物が作れるみたいなので、次回はそれを試してみてもいいかもしれません。缶を切っただけだとすぐに錆びてしまいそうですし。
③まとめ
今回は自給自足に向けた畑の、初の作付けの様子をお伝えしていきました。
最終的な作付図はこのようになります。
とりあえず次の日に様子を見に行きましたが、やはりハクサイの苗は5つ中2つ既にダメそうになっちゃってましたね。だけど残り3つはかなり生き生きとしていたので、とりあえずの定植成功率はまずまずといった感じです。
種は流石に翌日はまだ一つも目を出していなかったので、あと3~4日は様子を見ようと思います。もしも絶望的に発芽率が悪かったらもう一度種を買ってやり直すか、もしくは苗を買って植え直すかしなくてはならなくなるかもしれません。
とりあえずやれるだけのことはやったので、後は祈りながら待つばかりです。たくさん収穫できるといいなあ。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。