どうも、たかしです。

小屋暮らし予定の土地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第60回になります。

今回は年内最後の空き家の片づけということで、これまで散々苦労させられてきたアイツとの決着をつけにやって参りました。

その相手とは……一斗缶です。

こちら、先日撤去が完了したトイレ小屋すぐ裏手のスペースですが、ここに一斗缶を含めたいくつかのゴミが残されています。

これまでその存在は認知していたのですが、今まで一斗缶の処分には散々苦労させられてきた経歴もあり、どうしても取り掛かるのには腰が重くなってしまっていました。

服が上下一式終了したり……
こびり付いた汚れが一週間とっても取れなかったり……
ガラス片と炭と土と固まった塗料とが混ざった産廃みたいなものの分別をさせられたり……

本来であればもう二度と一斗缶と関わりたくは無かったのですが、やはりその年の厄はその年のうちに払いたいということで、意を決して取り組むことにしました。

ついでに、一斗缶周りのゴミについても簡単に処分できる範囲で片付けてきましたので、その様子も併せてお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①周囲の片づけ

まずは一斗缶に取り掛かる前に、周囲にあるゴミも軽く処分していきます。

1.簡易便器

容器が便座の形になっているだけの、めちゃくちゃ簡易的な便器が置いてありました。

まさか中にブツがそのまま残っているのでは……と、開ける時めちゃくちゃ怖かったですが、無事(?)中身は空でした。

捨てても良かったのですが、便座の部分がもしかしたら今後自分でトイレ小屋を作った時の部品として使えるかもしれないと思い、丸ごと取っておくことにしました。

2.靴&シューズラック

簡易便器の裏にあった布をどけると、なぜかそこから靴とシューズラックが出てきました。

相当長い間放置されていたのか、地面から生えた笹が穴を貫通してしまっています。

鉈で笹を切り払いつつ、靴・シューズラック共に全て燃えるごみで処分しました。

3.タル?

布を取り払ったシューズラックのすぐ横から、巨大な樽のような入れ物が出てきました。

トイレ小屋との位置関係から考えても、僕の目にはこれが肥溜めにしか見えないのですが、まさか……。

軽く中を覗いてみたのですが、中にはビニールシートに覆われた何かが入っていました。

特に臭ってくることは無かったので、ブツが詰まっているなどということは無いとは思うのですが……かなり怪しいです。

とにかく、今回はもうこれ以上これに触れるのは止めることにしました。また来年以降、余裕ができてから取り掛かりたいと思います。万が一本当に肥溜めで、中にブツが残っているとしたらもうとんでもないことになりますからね。

4.巨大な布

シューズラックと肥溜め(暫定)を覆っていた巨大な布です。

全部が一枚の厚手の布になっていて、そのままでは燃えるゴミに出すことができないので……

万能ばさみで半分に区切って、それぞれに45Lゴミ袋を一枚ずつ使って処分することにしました。

②一斗缶の処分

周りを軽く片付けた所で、いよいよ本命である一斗缶に取り掛かっていきます。

片方は蓋が破れて中に雨水がたまってしまっている感じでした。

もう一方は蓋が完全に締まっており、めちゃくちゃ重たいためもしかしたら完全未使用なのかもしれません。

中身は鉄製品の防食塗装として用いる「コールタール」のようです。名前からしてかなりヤバそうです。

放置してあった位置関係から考えても、トイレ小屋の外装に使われていたトタン板の塗装に使った物だと思われます。

蓋が破れていた方の中身を確認したところ、泥と雨水だけで塗料は残っていませんでした。どうやらきれいに一缶使い切っていたようです。

使い切ったならきちんと処分してほしいところではありますが、とりあえず塗料が残っていなくて一安心です。

もう片方は完全に蓋が閉まっているので、以前一斗缶を処分する時に購入した「一斗缶用ガイド付Vカッター」を使って天板を開封します。

重さから中身が残っているのは分かり切っているので、せめて固まって処分しやすくなっていることを願ったのですが……

ナミナミのタプンタプンでした。チキショーーッ!!

このコールタールですが、めちゃくちゃ臭いです。石油の中にペンキとウ〇コを混ぜて発酵させたような強烈な臭いが漂っています。

前回のトイレ小屋でも便壺撤去で地獄のような臭いの中の作業だったのに、今回もまた激クサ作業になってかなりテンションが下がりました。何ならこの場所は元トイレ小屋のあった場所の近くで、ヘドロごと埋め立てた便壺跡地からも多少まだ臭いが立ち込めているので、この日はマジで一日中臭かったです。

ていうか、今まで数十個の一斗缶を処分してきてここまで中身がまるまる残っている状態の一斗缶は初めてかもしれません。

これまでの一斗缶の中身の例

これまで中身が残っていた一斗缶は、カチコチに固まっているか半分固まってドロドロか、液体部分と固体部分が完全に分離しているかだったので、ここまで完全な状態で残っているのに仰天しました。

これまで液体状のものを処分する時には、布団を解体した時に出たワタに染み込ませて燃えるゴミに出していたのですが……

ここまでドロドロだと、全然ワタに染み込みません。

一体どうやってこれだけのコールタールを処分しようか考えた結果……

つい先ほど回収した、シューズラックや肥溜め(暫定)を覆っていた布地の上にコールタールを塗って消費し尽くすことにしました。

塗るためのハケ的なものは見当たらなかったため、空き家片付け中に出てきた細いシャベルを使って、垂らすようにして塗っていきます。

大まかに垂らして、シャベルの先を使って均しますがそれでもある程度溜まってしまう部分ができてしまいます。

これをそのままゴミ袋に詰め込もうとすると、塗料が垂れてきてビニール袋の底に溜まってしまうので……

溜まってしまっている部分の上にワタを添えてフタをすることで、塗料が垂れてしまわないようにしました。

後は塗料を塗った面が内側に収まるように折りたたんで、塗料が垂れてしまわないようにゴミ袋に詰め込んでいきます。

以前塗料を染み込ませたワタを処分した際、染み込み切らなかったと量が袋の底に溜まってしまったのを指摘されて回収されなかったことがあったので、そこの所はだいぶ気を遣っています。

当然ながら、この布地一枚だけではとてもコールタールを使い切ることはできなかったので、かつて空き家の寝室の片づけをした際に出た大量の布地を使ってコールタールを消費していきました。

何枚も……

何枚もの布地を犠牲にコールタールを消費していった結果……

何とか全てのコールタールを消費し尽くすことができました!

③まとめ

今回は一斗缶との最終決戦の様子をお伝えしていきました。

予想に違わず、相当な労力と時間はかかりましたが、何とか全ての一斗缶とのケリをつけることができました

現時点で把握している限りではもう空き家内に一斗缶が残っていることは無いとは思いますが……地面に埋まっているとかが無い限りは。……ある訳無いですよね? フラグじゃないですよね?

ちなみに、この日の一番の山場は帰りの車内でした。コールタールを染み込ませた布の入ったゴミ袋を搬出したのですが、それがあまりにも臭すぎて12月にも関わらず窓全開で運転せざるを得ませんでした。マジで風邪ひく5秒前。

もう一斗缶を処分する度に思っていることですが、僕は塗料を使用した後は絶対にそのままにせずにすぐに余りの塗料含め一斗缶は処分しようと思います。一度使って使い切れなかった塗料なんか、その後絶対に使うタイミングなんかないんですから。

みなさんもどうか、塗料入りの一斗缶を購入する際にはできるだけ余りが出ないようお気を付けください。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。