どうも、たかしです。
前回記事の冒頭で、「noteを始めるに際してブログとは記事をそれぞれ分ける」「同じ記事は載せない」というようなことを書きました。
なぜnoteとブログ両方に同じ記事を載せるということをしないのか。それには以下のような理由があります。
- 全く同じ内容の記事を載せると、Googleに「コピー記事」とみなされる恐れがある
- ブログにとって「読まれる記事」とは「検索上位かつ世間的需要の高い記事」
- ブログPV数にとって重要なのは「その場限りで多く読まれる記事」
今回は以上3つの観点から、ブログとnoteで投稿する記事を分ける理由について説明し、今後ブログではどのような記事を投稿していくのかもあわせてお伝えしていきます。
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①Googleに「コピー記事」とみなされるとどうなるか
Googleは、web上に「全く同じ、もしくはほとんど同じ内容」であるコンテンツの存在を複数認識した際、それらの記事に対して「コピーコンテンツ」としてペナルティを科すことがあるらしいです。
「らしい」というのはグーグルのポリシーだとかに明確に表現されている記述をソースにしている訳ではなく、web上のあらゆる記事でそのように言及されていることから判断したからですが……。
それら記事によると、ペナルティを科させれると検索順位が下がったり、もしくは全く検索に表示されなくなったりすることがあるようです。もし「コピーコンテンツ」を掲載していると判断されたサイトがGoogle AdSense広告を掲載していると、その広告を停止されることもあるようです。
難しいのが、コピーコンテンツかどうかの判断は、投稿の前後だけに寄らず「どちらがより有益か」なども材料とされてしまうらしいということ。
下手したらブログに既に掲載していた内容を後からnoteに持っていった場合でも、ブログの方が「コピーコンテンツ」と判断されてしまえば検索に上がらなくなり、広告まで剥がされてしまうかもしれないということです。
ほとんどブラウザ検索からの流入に頼ることの無いような、ツイッター(現X)だとかインスタグラムだとかSNSのコンテンツであれば、複数のプラットフォームに同じ記事を載せてもそこまで問題はありません。実際、少しでも人目に多く触れるためにあらゆるプラットフォームで同じような内容のものを複数投稿するというのは、例えばweb小説投稿サイトなんかでは当たり前のように行われていることです。
ですが、ことPVのほとんどを検索からの流入に頼っているようなブログの記事の場合に限っては、コピーコンテンツと判断されてしまうことは読者獲得において致命的な失態であると言えるでしょう。
②ブログで重要なのは「世間的に需要のある記事」
ブログがPV数のほとんどを検索からの流入に依存しているということは、当然検索された時に上位に表示されることが何より重要課題となります。
検索上位に表示されるよう行う対策全般をSEO(Search Engine Optimization)と言うのですが、ブログのPV数を得るためには何よりこのSEOを意識して記事の題材や内容を考えることが重要と言われます。
しかし、いくら検索でトップ、もしくはそれ付近に位置するような記事を書いたとしても、その記事が引っかかった内容それ自体に世間的需要が無ければ実は意味があまりありません。
一つ例として、当ブログで最も読まれている記事「爬虫類館の生き物レビュー」に関する検索状況を挙げましょう。
「深谷爬虫類館 レビュー」というワードでの検索順位が平均2位で、約1ヶ月で1000ほど表示され、100回ほどクリックされています。
ここで比較対象として、「小屋暮らし ブログ」というワードで当ブログがどのような検索状況にあるかを挙げていきます。
検索順位に置いて平均1.7位と、爬虫類館レビュー記事以上の順位に関わらず約1ヶ月での表示数がたったの100、クリック数は38……。
つまりこの広い日本においてほぼ1日に1人しか小屋暮らしブログについては検索していないということになるのです。
これは「世間的需要のある物でなくては検索順位が高くても意味がない」ということを如実に示しています。
更に言うと、爬虫類館の方に関しては他にも「鰐 昆虫館 ひどい」(物件購入時のゴミ問題についてだと思われる)や「鰐 爬虫類館 評判」など様々な関連ワードでのアクセスがあります。
それに対し、小屋暮らしの方は「小屋暮らし」という根幹的なワードですら表示数が326しかない状況となっており、他の関連ワードで小屋暮らしについて検索されたことはほぼ全くありませんでした(少なくとも当ブログの場合は)。
いかに小屋暮らしという物に対する世間的関心が低いのかがわかります。
つまり、「小屋暮らし」という物に関する世間的関心・需要が低いため、いくら小屋暮らしに関する記事を投稿してそれが検索上位に挙がったとしても、検索からの流入が見込めずPVが伸びないということになってしまうのです。
③検索からいくら読まれても、「たかしの小屋暮らし開拓記」の読者にはつながらない
さらにブログで記事を投稿する際に残念なのが「検索からの流入は基本的にその記事限り」ということです。
例えば当ブログで比較的検索からの流入が多い記事に「タンパーDIYしてみた」という物があります。
「タンパーってDIYできないかな?」「どうやって作ったらいいかな?」と思った人が、それい調べるために「タンパー DIY」で検索にかけ、そうして当ブログの記事にたどり着いた人がいらっしゃったとしましょう。
では、果たしてその人はその後当ブログの読者になってくれるでしょうか?
恐らくですが大概の人は「ふむふむなるほど、それじゃあ材料買ってくるか!」って感じでブラウザを閉じるだけだと思います。
そこから「このブログ面白い! ためになる! これからもこのブログを追いかけよう」となるのは本当にごくごく稀なことで、小屋暮らしに全く関係ない「爬虫類館レビュー」だとか「セカストVS買取王国」等々の記事から流入してきた方はなおさらです。
つまり、ブログが最も依存している検索からのPV数流入は基本的には「その記事限り」の物でしかないのです。
③まとめ
今回の記事ではブログとnoteそれぞれに投稿する記事を分ける理由について、3つの観点から述べていきました。
ブログに置いて優先されるべき記事は、「世間的関心が高いことが見込めて」「その場限りでもいいから少しでも多くの読者を呼び込める」ような物ということがこれでお分かりいただけたかと思います。
ここで今後「note」「ブログ」それぞれでどのような記事分けをして投稿していく予定かをお伝えさせていただくと……
「フォロー機能」がありいわば「作者読み」といった要因で記事が読まれやすいnoteにおいては、世間的需要関係なく小屋暮らしに関連する情報発信的な記事を投稿していきます。
例えば小屋暮らし開拓の様子をまとめた記事や、小屋暮らししていて体験したこと、感じたことなどのエッセイ記事ですね。
一方、ブログに投稿する記事に関しては少しでも検索からの流入を期待できるよう、世間的需要が見込めそうな内容を投稿していく予定です。
具体的には、実際現在多く検索で見られている「タンパーDIY」だとか「生き物飼育」「植物栽培」などですね。
ただあくまで、ブログの方に求める役割としては「たかしの小屋暮らしの本拠地」なので、それすら果たせないぐらい形骸化してしまうような、あまりにも世間に迎合するような記事は投稿するつもりはありません。それじゃあ本末転倒ですしね。
また今度、ブログを具体的にどのような更新頻度・形式にしてどのようなサイトにしていく予定なのかについてまとめてお伝えするつもりです。
これからいろいろ変わっていくとは思いますが、どうか今後も当ブログをお見守り頂けたら幸いです。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。