どうも、たかしです。
4月の頭からコツコツコツコツと少しずつ荷物の移送を繰り返した結果、この度とうとう賃貸アパートから空き家への引っ越しが完了しました!
以前投稿した「空き家に初のお泊り」などの様子からも分かる通り、今回僕はアパートにあった自分の家具をほとんどそっくりそのまま空き家へと持ち込み、生活環境を少しずつ整えて行ったわけですが……。
今回僕はその引っ越し作業を、
- 完全単身(友人などの手助けナシ)
- 自家用車のみ(トラックなどのレンタルナシ)
- 業者ナシ(冷蔵庫・洗濯機などの大型家電も含め)
という「弱者男性3本柱」を保ちつつ完遂することに成功しました。
昨今、ピーク時の引っ越し依頼だと単身でも50万円かかりかねないという超不景気の時代、もはや引っ越しは「現代の参勤交代」とも揶揄されかねないほどの理不尽な物となってしまっています。
そんな時代だからこそ、今回の記事では一切業者やトラックなどのレンタカーを使用せず引っ越しを完遂させるまでの様子をぜひ公開させていただきたいと思います。
今回はその前編ということで、特に大変だった「ベッド・マットレス」と「冷蔵庫」搬入の様子をお伝えします。
この不遇の時代に苦しむ人たちにとって、「誰の手助けも無く自家用の普通車だけで引っ越しを完遂した」という今回の記事が、せめてもの一抹の光となれば幸いです。
それではやっていきましょう。
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①ベッド・マットレス
まず自家用車引っ越しでの最初にして最大の難所になったのがこの「ベッド・マットレス」です。
こちらのベッドはセミシングルサイズで、一般的なベッド規格の中では最小のものになるのですが、それでも横幅は約90㎝、ベッドの縦幅に至っては2mを超えています。
当然、そのままでは運ぶことができないため一旦分解します。分解自体はドライバーもしくはレンチさえあれば簡単にすることができました。
まずはベッドフレームから。ついでに布団関係の荷物も一緒に持って行きます。
空き家側で再度組み立てることによりベッドフレーム自体は何とかなりましたが、問題はマットレスです。
マットレスは長さ180㎝以上あり、コンパクトカーとしては荷室広めの愛車フィットでさえまともな方法では乗せることができません。
じゃあどうしたのかというと……
運転席と助手席のヘッドレストを取り外し、運転席まで貫通させて無理やり詰め込みました。
見てもらえばわかると思いますが、これにより頭の余裕がほとんどなくなってしまいます。運転時は常に体を「くの字」に折り曲げなければならず、めちゃくちゃ腰・肩・首が痛かったですし、左右及び後方の安全確認が非常に困難なため超危険と言わざるを得ません。
ですので、こんな記事書いといてなんなのですがマットレスを自家用車で運ぶのだけは全くお勧めしません。トラックをレンタルするか業者に依頼するか、もしくはこれを機に古いのを処分し新調してしまうのが一番丸いかと思います。
ともあれ、何とか無事にベッド・マットレスを空き家へ移送することができました。
さらにこれは、僕の所有している家具の中でマットレス以上の全長を持つ物は存在しないため、勝ち確が確定した瞬間でもあります。
②冷蔵庫
ベッド・マットレスに次いで移送難易度が高いと思われる冷蔵庫。恐らく多くの方にとって「自力での運搬は厳しい」と思わせる理由の一つではないでしょうか。
実際、家族向けの大型冷蔵庫であれば僕一人で運搬するのは不可能だったと思いますが、この冷蔵庫は単身向けの小型の物で、容量は140Lほどでしかありません。僕は以前空き家にあった170Lサイズの冷蔵庫を事故搬入で処分した経験があったので、正直「余裕では?」といった感じでした。
運搬に際してはできるだけ重量を軽くし持ち運びやすくするため、冷凍庫を取り外し、上の扉は養生テープで固定しておきました。
当然中身は全て取り出してあります。腐りやすい食材などは運搬の日までに全て消費しておきました。
以前の170L自己搬入の時と違うのは、地面を引きずって運ぶわけにはいかないということですね。賃貸ですから、地面をやたら傷つけるようなことはできません。
そのためダイスのように寝かしては起こし寝かしては起こしで移動させていきました。
屋外でも同様にゴロゴロと冷蔵庫を転がし、何とか車の中まで詰め込むことができました。
空き家に運んでからも同様に転がしながら、寝室の窓から中に運んでいきました。
この時はまだマダニが目覚める前でしたからこんなことができましたが、今の状態でこんな事したら冷蔵庫がマダニだらけになりそうですね。恐ろしい……。
自己搬入のデメリットその①ですが、地面を転がして無理やり移動させるため当然冷蔵庫が傷だらけになります。
冷蔵庫を傷つけたくないという方は業者を雇うか、知り合いなどにお願いして2人以上で持ちあげて運ぶ必要がありますね。
こちらはデメリット②……というよりも単純に僕ミスなのですが、コンセントの先が何かしらの衝撃で折れ曲がってしまいました。
家電製品を事故搬入させるときには、コンセントが折れたり千切れたりしてしまわないよう気を付けて運ぶ必要があるということが分かりました。
ちなみにコンセントはペンチで伸ばしたら普通に使えるようになりました。
中に取り出して置いたものを全て入れ直し、冷蔵庫の搬入が完了しました。
③後編、引っ越し完了編へ続く
今回は完全自力での引っ越しの様子をお伝えする前編ということで、「ベッド・マットレス」「冷蔵庫」搬入の様子をお伝えしていきました。
一番大変な2つを無事に空き家へ運び入れることができましたので、残りは消化試合みたいなものですが、難易度はともかく搬入量だけはいっちょ前に大量にありますので、一体どれだけ往復でかかったのかを次回記事ではぜひ注目していただきたいと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。