どうも、たかしです。

前回の記事では、空き家の軒天に作られてしまったアシナガバチの初期巣を駆除していきました。

完全防備&ハチ専用殺虫スプレーで撃退

今回はアシナガバチの初期巣ということで特に苦も無く撃退することができましたが、これがスズメバチの、しかもある程度働きバチが生まれてきてしまった巣ともなると一気に駆除難易度が上がってしまいます。

そのため、スズメバチに巣を作られてしまわないよう見回りをし、かつ早期の対策を打つ必要があると感じました。

ということで、今回の記事ではスズメバチの巣が作られてしまっていないか小屋暮らし予定地を見回り&巣を作られないよう対策を打ちましたので、その様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①スズメバチの巣ができやすい場所

スズメバチの巣ができやすいのは外敵から狙われることがなく雨風がしのげる「閉鎖的な空間」です。

具体的には以下のような場所になります。

  • 床下・天井裏
  • 軒下・軒天
  • 庭木の中
  • 木のうろ、根っこ下の空間
  • 小さな洞窟

今回は空き家周りのスズメバチの巣ができやすそうな場所を見回り、既に巣ができてしまっていないかチェックしていきます。

②見回り

1.軒天

恐らくハチの巣が最もできやすいのがこちらの軒天なんじゃないかと思います。テレビでもよく見ますし、今回アシナガバチの巣が発見されたのも軒天でした。

こちらは寝室側の軒天なのですが、既にいくつか巣の残骸が見えます。

ちなみにアシナガバチやスズメバチの巣は一代限りで、巣の再利用をすることも無いためこちらは放置しておいてもいいのですが、一応ハチ駆除スプレーをぶっかけておきました。

こちらは裏手側の軒天ですが、過去にスズメバチの巣があったような形跡すら一つもありませんでした。

調べたところ、スズメバチの巣は湿気に弱いようで、暖かく乾燥した場所を好むようです。裏手側は山肌に面していることもあって常にジメジメしているためこちらにスズメバチの巣が作られることは無さそうです。

ジメジメしてるのにも良いことはあるんですね。

2.床下

閉鎖的な空間と言えば、床下なんかもスズメバチの営巣場所に狙われがちな場所になります。

寝室・キッチンの床板を張り替えるため床下を覗いたことがあったのですが、スズメバチの巣が過去に作られたような形跡はありませんでしたが、だからといって安心ということはありません。

なぜならば、これまでは床下に侵入する獣がいたのを僕自身が塞いでしまったため、現在床下は外敵に襲われることの無いスズメバチにとって絶好のスポットになってしまっている可能性があるのです。

一応こちらのハチ駆除スプレーには、事前に散布することでハチ忌避の効果があるようなので吹いておいたのですが……そこまで効果は見込めないような気がします。

もしも床下にハチの巣が作られるようなことが起きてしまうのであれば、こちらのアニマルフェンスの上に更に細かいネットを張る必要が出てくるかもしれませんね。

3.屋根裏

デッドスペースにある外倉庫の中から屋根裏を覗いてみましたが、一応確認できる範囲ではスズメバチの巣は過去物含め確認はできませんでした。

居間に空いている天井の穴からも覗きましたが、こちらも同様に巣の存在は認められませんでした。

ただ、ハチが屋根裏に侵入できてしまえそうな穴はあったので、警戒をしておく必要はありそうです。

4.山肌の空洞

先ほども少し触れたように、こちらの空き家は山肌に面しているのですが、その山肌にはスズメバチが巣を作ってしまいそうな空洞がたくさん開いているんですよね。

こちらとか……

こちらの木の根の下とか、めちゃくちゃ巣作られそうじゃないですか?

正直な話、こんなところに巣が作られようものならどうしようもないんですよね。

そのため、直接的に巣を作られないための対策を打つ必要がありそうです。

③スズメバチの営巣対策

スズメバチが巣を作ってしまうのを事前に防ぐにはどうしたら良いか?

それは、初期巣を作る「新女王バチ」を駆除してしまえばいいのです。

という訳で、物理的に新女王バチを駆除してしまうためにアース「ハチがホイホイ」を設置することにしました。

内容物はこちら。左から順に

  • ケース
  • 液状誘引剤
  • 吊り下げ針金
  • 警告シール
  • 屋根
  • フタ

となっています。警告シールや吊り下げシールまで付属しているのは中々親切ですね。

まずは誘引剤を振った後にケースに投入します。

誘引剤の臭いは、以前おーちゃんねる様がこの誘引剤の代わりに発酵させたぶどうカルピスを使用していたことがあったのですが、正にそんな感じの臭いです。そこに若干ビールっぽいような濃い発酵臭も混ざっています。

そちらにケースの目印まで水を入れて誘引剤と混ぜたら……

フタをし、その上に屋根を被せます。屋根が付いているため、雨が入り込んで誘引剤が薄くなってしまうという心配も無さそうです。

設置場所は直射日光の当たらない場所が望ましいということで、オオスズメバチの新女王が飛んでいるのを見かけた庭木の中にしました。

スズメバチは巣を作るために木の樹皮を齧りに来るはずですから、ここならかなり捕まる確率が高いのではと踏んでいます。

④まとめ

今回の記事では、ハチの巣ができていないか空き家周辺の見回りをし、新女王バチに営巣されないためにハチがホイホイを設置する様子をお伝えしていきました。

結果として現段階ではスズメバチの巣は確認できませんでしたが、庭に新女王バチが飛んでいたのは間違いないので、ぼちぼちどこかしらでスズメバチが営巣を始めるはずです。できれば家や畑の近く以外にしてほしい物ですが。

ただでさえマダニの駆除でてんやわんやなのに、ハチに獣に様々な生き物に気を張らなければならないのが山奥小屋暮らしの世知辛いところですね。

ですが、これらを克服してこそ小屋暮らししがいがあるというもの。山奥の生き物たちを僕が征服するのが先か、僕の気力もしくは体力が尽きるのが先か……はたまた資金が尽きるのが先かかは分かりませんが。

とにかく限界までは頑張りたいと思いますので、今後も当ブログを暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。

今回の記事は以上となります。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。