どうも、たかしです。
僕が現在整備を進めている小屋暮らし予定地に、オオスズメバチが巣を作ってしまっていることを発見してから早くも4か月ほどが経過しました。
これまで散々その恐ろしい姿と羽音に悩まされてきたわけですが、前回の記事で改めて巣の中を観察した結果、とうとう全滅した(たぶん)ことを確認することができました!
という訳で、いよいよ待ちに待ったオオスズメバチの巣の撤去をしていきたいと思います!
今回は「準備編」ということで、これまでの月ごとのオオスズメバチの様子の振り返りや、巣の撤去に臨むに際してどのような準備をしたのかについてお伝えしていきます。
いくら全滅(たぶん)したとはいえ、万が一ということもあります。しっかりとした準備をしてオオスズメバチの巣撤去に臨みたいところです。
それではやっていきましょう。
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①これまでの経緯
10月……始まり
僕が現在整備を進めている小屋暮らし予定地の土地でスズメバチの巣が見つかったのは、今年の10月半ばのことです。
土地の近くに立っている電柱の様子を見るため、ふと藪の近くに立ち寄った際すぐ後ろから低くて重たい羽音が……
振り返るとそこには今にも飛び立とうとする数匹のスズメバチがいて……僕は慌ててその場から全力逃走し事なきを得ました。
10月と言えばスズメバチの巣が最も巨大になると言われる時期です。もはやどうすることもできず、ただただハチがこちらまで飛んでくることの無いよう祈りつつ、土地の整備をひっそりと進めていくほかありませんでした。
11月……超飛び交う
その後11月に入ってもスズメバチの勢いが衰えることは無く……
むしろ、新女王バチの巣立ちシーズンということで、なおさら激しく飛び交う始末。
聞くところによると、12月にはスズメバチの活動が治まるということだったので、戦々恐々としつつ12月末まで様子を見守ることにしました。
12月……活動休止?
そして来る12月の半ば、寒波襲来の翌週にとうとうスズメバチが巣の周辺を飛び交うことが無くなりました。「とうとう全滅したか!?」と気になった僕は、巣の様子をカメラを侵入させて撮影しました。
その時の様子がこちら
はい、全然生き残っていました。
一匹警戒状態のスズメバチが巣から出てきたため、慌てて逃走。思いっ切りずっこけ危うく大怪我をするところでした。
しかし、スズメバチの勢いが無くなってきているのは間違いないため、再び1月になって気温がより低くなるまで待つことにしましました。
1月……全滅確認
そして1月初めの気温が0度を下回ったとある朝、改めて巣の様子をカメラで撮影したところ……
全☆滅
どうやら小動物に荒らされてしまったようで、巣盤の下の方が破壊されてしまっていましたが、それでもまだまだ巨大な巣盤は残っている感じです。これは撤去するほかありません。
どうやらそのまま残しておいても、来年また新しい女王バチに巣を再利用されるなんてことな無いそうですが、また同じ洞穴に巣を作られてしまう可能性はありますし、そもそもこんな洞穴が残っていたら害獣が住み着いてしまうかもしれません。
速やかに巣を撤去し、洞穴を埋め戻して、不安の種は取り除いてしまいます。もしもきれいに巣が撤去出来たらメルカリに出品するのも面白そうですね。
②撤去準備
カメラで撮影した映像を見る限りではオオスズメバチは全滅しているように見えましたが、巣や洞穴の奥の方に生き残っているハチがいないとは言い切れません。
万が一そのような事態に陥ったとしても安全に対処することができるよう、ハチ退治グッズを一通り揃えて巣撤去に挑みたいと思います。
1.殺虫スプレー
まずは大・安定の殺虫スプレーです。
万が一生き残っているハチがいたとしても、恐らくは動きが鈍っておりすぐに飛んでくるということは無いはずです。そのため、発見した瞬間にこちらのスプレーを浴びさせてやればその時点で勝利は約束されます。
2.防虫ネット
スプレーさえあればそれだけで基本的には大丈夫だとは思いますが、場合によっては気付かないうちに飛び立ったスズメバチに襲われるという事態が在り得ないわけではありません。
そのため、当日はできる限りの厚着をし、テープなどで服の隙間を塞ぐ完全防備で挑むつもりなのですが、どうしても頭部周りの防御がお留守になってしまいます。
そこで、「防虫ネット付き帽子」を用意しようと思ったのですが、夏物の商品のためこの時期ではホームセンターで売っておらず……。
ネットショップで購入しようかと思ったのですが、それよりももっと手軽に・安く手に入る代替品を見つけてしまいました。
それがこちら、100均で購入したドラム型洗濯ネットです。
ある程度のサイズ感と細かい網目……これなら防虫ネットの代わりになるはず。
被ってみた様子がこちらになります。結構いい感じじゃないですか?
ただ、今の状態だと帽子のつばが前方にしかないので、側頭部・後頭部周りとネットの間に空間を設けることができず、これだとハチの針が通ってしまう懸念があるんですよね。
そのためこちらの「シェードハット」を購入しました!
これなら全方向につばがありますし、後頭部をシェードが覆っているためより防御力の向上が見込めるはずです。
「こんなの買うんだったら、最初からネット付き帽子買っとけよ!」という声がありそうですが、全無視させていただきます。
完璧ですね。
あとは、実際の撤去作業の際に首元の隙間をテープで覆ってしまえば、ハチが生き残っていたとしても手も足も出ないはずです。
3.ポイズンリムーバー
しかししかし、これだけ入念に防御態勢を整えていたとしても、それらを貫通してハチの針が刺さってしまう可能性は全くのゼロではありません。
ハチの毒は超危険です。一カ所刺されただけでもアナフィラキシーショックを起こして心肺停止にまで至ってしまう可能性があるのです。
なので、最終兵器としてハチに刺された時の応急処置用に「ポイズンリムーバー」を購入することにしました。
こちら、かの昆虫系Youtuberの権威「おーちゃんねる」のおーちゃん様もご紹介されていた商品になります。
こちら、ポイズンリムーバーの説明書になります。僕が購入したのは2000円ぐらいする正規品のためか、結構丁寧な説明が載っていて分かりやすくなっていました。
パチモン……というか、後発商品というか、だったならば1000円前後で購入できる商品になっています。
ハチなどの毒を持つ虫に刺されてしまった際に、すぐさま患部をこちらのピストンで吸引することで、血ごと毒を吸い出すことができます。
あくまで応急処置のため、この商品だけで完璧に蜂毒を治療できるものではないのですが、レビューなんかを見ていると、使った場合は使わなかった場合と比べてかなり症状が緩和されるのだそうです。
ピストン本体が折り畳むことができ、患部の範囲に合わせたピストン部品3サイズが付属してなお収納ポーチはかなり小さく収まっています。
僕の持っているスマホ自体かなり小さいタイプなので、実際に手に持ったらその小ささに驚くと思います。これは凄い。
まあ、これが使用されることの無いようにするのが一番なんですけどね。本当の本当に念のため準備しました。
③次回いよいよ撤去敢行
じかい、いよいよスズメバチの巣の撤去作業を行っていきます。
いやあ、楽しみですがちょっと恐ろしい気もしますね。ほぼほぼ確実に巣は全滅しているとは思いますが……昆虫の生命力は本当に侮れませんから。わが家のコオロギも、冷蔵庫に4日間ぐらい放り込んどいてもほぼ全員生き残っていた入りしますし。
とはいえ、ここまで準備を整えた僕ならば、ほぼほぼ全滅しているスズメバチの巣なんて目じゃないはずです。頑張りたいと思います。
スズメバチよ、震えて待て
次回「作業編」へ続きます。ここまでお読みいただきありがとうございました。