どうも、たかしです。

生活の拠点とするための小屋を建築していくシリーズ、今回は番外的に屋根の修繕に関する内容となります。

これまでこのシリーズでは、全十七記事にも渡って屋根建築に関する作業の様子をお伝えしていきました。

最初はただ壁があるだけの小屋とは到底言えない構造体だった物が……
今では立派な屋根の付いた小屋に変貌

その結果、何とか通気層を設けた二重屋根が仕上がり、棟板金・屋根材のアスファルトシングル等の取り付けも済んで、これで後は雨漏りさえ起きなければ後はもう一気に完成させるだけといった感じだったのですが……

ああ……

という訳で今回は、案の定発生してしまった雨漏りを何とか止めようと、必死に修繕していった結果についてお伝えしていきたいと思います。

果たして雨漏りの原因は何だったのか? どのようにして修繕していったのか?

それではやっていきましょう。

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①軒先換気口の取り付け

対策として最初に行ったのは、軒先に棟換気用の換気部材を取り付けることでした。

僕が今回作成した「二重屋根内に断熱材と通気層を設ける」といった形式の屋根は、ちゃんと断熱層の間に空気の流れが無いと結露が発生してしまうというリスクがあります。

なので、二重屋根内に起きた結露が屋根下地に染み込んで湿った結果雨漏りのようになってしまったのではないかとまず疑ったわけですね。

軒先換気孔は完成間近になってから取り付けようと思っていたのですが、今現在の防水シートを貼り付けたままの状態だと空気の流れが悪くなって、それで結露が発生してしまっているのかもしれません。

そのため今回、軒先換気孔部材を購入して取り付けることにしました。

軒先換気孔の部材は結構色々なしゅるいがあったのですが、なかでもステンレス製で頑丈そう+穴が比較的細かかったこちらの換気孔を採用しました。

空き家周辺はハチだらけですから、換気孔の穴が大きいとあっさりハチが入り込んで巣を作ってしまいますからね。

左右の軒先に2つずつ、計4個の軒先換気孔を取り付けた結果、屋根下地の湿りは無くなったのか雨の日にチェックすると……

う、うーん……

駄目ですねこれは。

初めは湿り気で付いてしまった跡が目立っているだけかとも思いましたが、手で触ってみるとハッキリと湿っていることが分かります。

どうやら本当に雨漏りしてしまっているようです。ナンテコッタイ。

②アスファルトシングルの釘頭をコーキングで隠して補修

次に行った雨漏り対策は、アスファルトシングルの重なり部分からはみ出して見える釘頭を全てコーキングで隠していくということでした。

僕が今回なぜこちらからの雨漏りを疑ったかというと、今回の雨漏り部分が以前アスファルトルーフィングのみで雨を受けてしまった時に発生した雨漏りとかなり重なる部分があったためです。

つまり、今回の雨漏りはアスファルトシングルの釘穴から侵入した雨水の内、アスファルトルーフィングの雨漏り位置と丁度重なってしまった分だけが屋根下地にまで侵食してしまって、それで雨漏りしてしまっているのではないかと。

今回雨漏りのリスクが高い棟換気部材を採用しているということで、そこからの雨漏りを第一に疑いたくはなったのですが、そう考えると棟部分やもう片側の雨漏りが全く無いというのも違和感のある話です。

まさかこんなわずかなすき間から……とも思ったのですが、以前アスファルトルーフィングのタッカー穴の僅かな隙間から雨漏りが発生してしまったことを考えると、あり得ない話ではないのではないかなと。

もろもろ考察した結果、とりあえずパッと見て明らかにアスファルトシングルの重なりで完璧にカバーできていない部分の釘頭を全てコーキングで隠していきました。

見た目は若干汚くなってしまいますが、この際なりふり構っていられません。

③ホースの水で雨漏りチェック

コーキングで全てのはみ出していた釘頭を隠した後、ホースのシャワーを使って屋根の上から疑似的に雨を浴びせて、ちゃんと修繕できたかどうかをチェックしました。

蛇口を全開にして、10分間雨漏りが発生した部分の屋根に大量の水を浴びせます。これだけの水量を浴びせれば、修繕が完了できていないのであれば流石にまた雨漏りが発生するはずです。

まずこちらがbefor。ちゃんと晴れの日の既に乾いている時に検証を行い、これがまた湿ってしまっているかどうかで雨漏りチェックを行っていったのですが……

こちらがafter。雨漏りは発生していないように見えます。

やはり釘頭からの雨水侵入が原因だったということなのでしょうか?

ですが、まだ安心できません。ちゃんと大雨が降っている日に改めて雨漏りが起きていないか検証しなくては……。

④雨の日に改めてチェック

という訳で、ある程度の大雨の日に改めて雨漏りが発生していないかチェックしました。

この日は1時間の降水量が10mmを超える時間帯があるぐらいの、かなりの大雨の日です。これで大丈夫であれば、相当な大雨でも降らない限り大丈夫ということになります。

さあ、結果はどうかというと……

むむむ!?

う、うーん、微妙……わずかに湿っているような……。

一応最初の雨漏りと比べると、マシになっているような気はしますが。

これが雨漏りが良くなったということなのかどうか、自信をもって言い切ることができないぐらい微妙です。

触ってみた感じは湿っているような気もしますが、単純に雨の日だから湿っているというのとの違いも分かり辛かったですし。

ちょっとこれは様子見ですかね、とりあえず引き続き気になる部分の釘頭を探してコーキングしつつ、より雨漏りが深刻になっていかないかどうか気にしてみていきたいと思います。

⑤まとめ

今回は発生してしまった屋根の雨漏りを何とか修繕しようと色々試してみた結果をお伝えしていきました。

結果としては、恐らく釘頭だったり、その他どこかから侵入してきているであろう雨水がルーフィングのタッカー穴と噛み合ってしまった部分だけ雨漏りが発生しているのではないかという感じだったのですが、正直あまり釈然としていません。

雨漏りと言っても、完全に水が垂れてきているような感じでもなく本当に微妙な感じなので、判別が難しいんですよね。

結論としては「雨漏りが起きないように屋根を建築するのは本当に難しい」ということですね。自分なりにいろいろ気遣ったつもりだったのですが、それでも発生してしまったわけですからね……。

ルーフィングのタッカー穴、アスファルトシングルの釘穴、水切り役物のピンホール……気にすることがあまりに多く、それらを完ぺきにこなすのは本当に難しいことです。

次回また自分で小屋を建築することがあるかどうかは分かりませんんが、一度雨漏りが発生してしまうとそれを修繕するのはめちゃくちゃ大変ということがよく分かりましたので、最初から雨漏りが発生しないよう細かい部分まで気を付けて屋根を施工するということを、次また屋根建築することがあれば気を付けたいところです。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。