どうも、たかしです。

以前、空き家の風呂場にあった浴槽を再利用するため洗ってきれいにしようとしたことがあったのですが……

水とブラシでこすっても全くきれいにならず

クレンザーで磨いても一向に汚れは落ちませんでした。

どうやらこの浴槽の汚れは「もらい錆び」という種類の汚れのようで、水の中に残っていた金属成分が浴槽の表面で酸化することによりこびりついてしまうそうです。

このことをツイッター(現X)にて呟いたところ、同じく小屋暮らしを目指す相互フォロワーの方から「錆び落とし」を使えばきれいになるのではないかとの提案をいただいたのです。

という訳で早速購入してまいりました。茂木和哉 「 サビ落とし 」

茂木和哉(もてぎかずや)って誰やねんって言う人(僕含む)に軽く説明すると、もともとYOUTUBEでお掃除系のチャンネルをやっていて、それが高じて自分の名前ブランドの洗剤を開発して販売している方のようです。

さび落としの他にも様々な状況で使える洗剤を開発・販売しているようですね。

Amazon 「茂木和哉」検索ページ

ここまでの経歴を聞くと、何だかこの洗剤がめちゃくちゃ効き目ありそうな気がしてきてしまいますが、しかしそれは実際に使うまでは分かりません。

という訳で今回は浴槽の染みついてしまっているもらい錆び汚れを、茂木和哉 「 サビ落とし 」できれいに落とせるのかどうかを実際に試してみましたので、その様子をお伝えしていきます。

しつこい錆び汚れにお困りで、この茂木和哉 「 サビ落とし 」を購入しようかどうか迷っていた方の参考にこの記事がなれば幸いです。

それではやっていきましょう。

①使用上の注意

茂木和哉 「 サビ落とし 」には、以下の3つの使用上の注意があります。

  • 換気の効いた部屋で使用すること
  • 保護メガネを着用して使用すること
  • 肌に付着した際は素早く洗い流し、皮膚刺激が生じた場合は医師の診断、手当てを受けること。

恐らくそれなりに人体に有害・刺激のある物質を使っているためなのか、なかなかに物々しい注意点となっています。

肌につくのも避けた方が良いようなので、使用時にはゴム手袋などの着用も推奨されるでしょう。

②まずは局所的に使ってみる

こちら、現在の浴槽の様子になります。汚いですね~。

まずは茂木和哉 「 サビ落とし 」(以下サビ落としと呼称)の実力を確かめるため、もらい錆び汚れの中でもひときわ目立つ部分に局所的に使用してみることにしました。

まるで血痕のごとく染みついている錆び汚れの上に……

良く振ったサビ落としを注入!

サビ落とし自体はジェル状になっていて、汚れ部分に良く張り付くようになっています。

宣伝の動画やパッケージなんかには、塗布後30秒で錆が紫色に浮いてくるという風になっているのですが……あまり変化は見受けられませんでした。

塗布後5~10分ほどは放置する必要があるそうなので、しばらく放置したのちまた様子を見に来ると……

うーん……? 確かに何か赤紫っぽくポツポツ浮いてきていますが……。

とりあえずパッケージの使用例にならい、特にこすったりせずこのままジェルを洗い流してみました。

ほとんど変化は見られませんでした。

茂木和哉 ……?

もしかしたらこれで汚れが落ちやすくなっているのかと思い、今度はクレンザーを使ってこすってみたのですが……

んん……? ちょっと薄くなったような気がします。

もういっちょダメ押しということで、再度サビ落としを表面に塗布し……

今度は金タワシでこすってみることにしました。すると……

うおおおおっ!? 紫色が全体に広がっている!!

結果、当初に比べたら格段に塗布カ所の錆は薄くなりました。

③使用してみた感想

その後、どうやったらサビ落としで最も効率よく汚れを落とすことができるのか色々試してみて、僕は以下のような感想を持ちました。

  • しつこい汚れの場合、何回か浸けては磨いてまた浸けて磨いてを繰り返すことできれいになる
  • あまり広範囲に使用するのには向いていない
  • あっさり取れる場合は本当にすぐ赤紫色に反応する

まず、サビ落としであっさり取れる汚れに関しては、本当にサビ落としを塗布した瞬間から赤紫色に変色してその部分んが浮いてくるようになります。実際、浴槽全体を洗っている時に時々一瞬で紫に染まることがあって、その部分の汚れはあっさり取れました。

ただ逆に、先の項で紹介したような塗布した瞬間に紫にならないような汚れの場合は、かなり根気強く数回にわたってサビ落としを塗布して磨いてを繰り返さないときれいにはなりませんでした。

総じて、しつこい錆び汚れが広範囲にわたっているような場合はこのサビ落としだけだときれいにするのは相当大変だと思いました。

このサビ落としが輝くのはむしろ狭所的で、錆びてしまったばかりの鉄製品なんかをピカピカにするというみたいな場合の時なんじゃないかなと感じましたね。

全体にサビ落としを塗布して磨いた後がこんな感じ。

軽く薄くはなってきているような気はしますので、もっと狭い範囲から順番に何度も磨いていけば相当きれいになるんじゃないかとは思うんですけどね。流石にちょっと大変だったのでこの位でやめてしまいました。

④まとめ

今回は空き家の浴槽のしつこいもらい錆び汚れを落とすために、茂木和哉 「 サビ落とし 」できれいになるかどうかを試した様子をお伝えしていきました。

結論としては、「局所的にはかなりきれいになったが、全体的に落とすのはかなり大変」という結果になり、ちょっと商品のレビュー記事としては相当微妙な結果になってしまいましたね……。

まぁでもしょうがないですね、ノンフィクションですし。

局所的にもらい錆び汚れを落としたいという方。錆ついてしまった金属製品をまたピカピカに戻したいという方などにはかなりピッタリな商品だと思いますので、もしそのような方がいらっしゃいましたらぜひ茂木和哉 「 サビ落とし 」、いかがでしょうか?

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。