どうも、たかしです。

先日、ちょっと街の方に用事がありまして、なんやかんや24時付近の夜中に空き家へと帰ってくる時があったのですが……深夜12時の集落周辺は、日の出ている時間帯とは全くの別世界なのだなと感じる出来事がありました。

とにかく山道が暗く、集落へ戻るまでもなかなかの恐怖体験だったのですが、最も衝撃的だったのが集落に入ってからでした。

その時の画像を、車載カメラの映像からなので荒いのですがご紹介していきます。

まずは道を全力疾走で横断するタヌキ!!

いやホント、獣ってなんであんな危ないタイミングで飛び出してくるんでしょうね。今回かなりゆっくり走っていたので轢かずに済みましたが、もう少し速度が出ていたら衝突していましたよ。

しかし、出会った獣はこれだけではなく……

集落に入る交差点に棒立ちのシカ!!

このシカがなかなか異常で、昼間だったら出会い頭に真っ先に逃げ出すのに、この日は棒立ちでこっちを見たまま全然動きませんでしたからね。

集落に入るために左折しなくちゃならないのでゆっくり曲がったのですが、結局最後までシカは逃げず車との距離は1mも無かったのではないかと思います。

さらにさらに、出会った獣はまだいまして……

道のど真ん中にイノシシ3連!!

流石にこれはビビりましたね。万が一逆上したイノシシが突っ込んで来ようものなら確実に車がへこんでしまいますし。

こいつらも全然逃げませんでしたからね。車が真横を通っても全く動揺していませんでした。きっと彼らにとって車と遭遇することは全く珍しいことでは無いのでしょう。

そんなこんなでビビりつつも何とか空き家まで辿り着いたのですが、怖くてなかなか車から出ることができなかったんですよ。

何でかというと、空き家の外には現在照明は一切なく、出先からの帰りだったため家自体の電気も付けていなかったので本当に真っ暗で、ほんの数メートルの距離でも外に出るのがもう怖くて怖くて……

家の明かりを全て付けていたとしても、夜の庭はこの暗さですからね。

「このままではヤバイ」……そう命の危機を感じた僕は慌てて庭先に照明を設置することにしました。

そんな訳で、今回はDCM「ソーラー充電式LEDセンサーライト」(お値段約2100)を庭先に設置することにしましたので、商品の紹介、DIY工事の様子、庭先の明るさビフォーアフターなどをお伝えしていきます。

果たして空き家の庭先は明るさを取り戻し、命の危機を感じることの無い空間へと生まれ変わることができるのか?

それではやっていきましょう。

動画も作成しましたので、よろしければ併せてご覧ください。

①商品紹介

まず、「ソーラー充電式LEDセンサーライト」の本体周りや、機能について紹介していきます。

1.本体周り

センサーライト背面には

  • USB給電口
  • モード切替、ON・OFFスイッチ
  • 乾電池、充電池取り付け口
  • 取り付けマグネット

などが付いています。

USB充電口では内部のリチウムイオン電池を充電することができ、商品を取り出してすぐだったり雨の日が続いて充電が満足でない時などに給電することが可能となっています。

電池口の蓋を開けると、初期状態ではリチウムイオン電池が装着されています。

リチウムイオン電池を取り外して普通の単三乾電池3つで動かすことも可能なようですが、恐らくその場合だとソーラー充電が行われないため、乾電池が切れるたびに交換する手間が出てきます。

早速USB充電をすると、充電中であることを示す赤色のランプが付きました。

開封してすぐは充電が不十分なため、まずはこのようにUSB給電をしておくことが必要のようです。

できればソーラーの充電だけで半永久的に使用できることが理想的なので、あまりこの充電をする機会が訪れないことを願うばかりです。

仕様表によると、充電池の電池容量は1500mAhで、最も光量の強いモードで約200回の点灯が可能のようです。

夜のうちにセンサーが200回も反応すること何てまあないと思うので、そうそう充電切れを起こすことなんてないと思うのですが……庭に200回シカが来てたらどうしよう。

また、防雨構造になっているため設置場所は屋外となっています。恐らくは屋根の無い雨ざらしのような場所でも使用可能ということだと思うので、設置場所に関しては相当融通が効きますね。

2.3つのモード

ここからはセンサーライトの3つのモードについてご紹介していきます。

OFFの状態から本体裏のスイッチを1回押すと、モード1の「強点灯」に切り替わります。

こちらは400lmの最も強い明るさを動体検知で10秒点灯するモードです。

スイッチを更に押すとモード2の「弱点灯モード」になります。

こちらはモード1と同じく動体検知で10秒点灯しますが、光量が若干少ない200lmになっています。

更にスイッチを押すと3つ目のモード「常夜灯」モードになります。

こちらは先の2つのモードとは違い、動体検知しない時にも夜間は明るさ20lmの常夜灯が常に点灯します。

かつ、動体検知で強点灯と同じく400lmで10秒点灯もします。

今回は、この3つ目の「常夜灯モード」でセンサーライトを設置することにしました。

②設置の様子

今回、センサーライトは空き家玄関側面の地上高3mほどの場所に設置していきます。

本来的には、空き家正面玄関部分に設置したいところだったのですが、そちらの方は日当たりが悪くかつ地上高の確保も難しかったため断念しました。

こちらの位置の方が庭全体を照らせますし、ゆくゆくは小屋の玄関がこの辺りの位置に来る予定ではあるので、悪くは無い位置だとは思います。

それなりの高さへの設置ということで、以前先輩方からいただいた脚立を活用させていただくことにしました。

ただ、この位置どうしても地面の状況が悪く、脚立をはしご型にしても上手いこと立てかけられなかったため、上記画像のように非常にヘンテコな感じで使わざるを得ませんでした。

万が一脚立ごと倒れたらとんでもないことになりそうなので、慎重に作業を進めて行きます。

センサーライトの設置は、まず下地になる端材をトタン外壁の上に打ち付けて、針金で端材に吊るすような形で行っていきます。

直接外壁のトタンを貫通して木ネジを打ち込めないかなと思ったらやっぱり無理だったため、木ネジの後が付いた部分を参考にまずは釘で下穴を空けて行くことにしました。

下穴から貫通するように、木ネジで端材を打ち込んだら……

針金をセンサーライトの設置用の穴と木材に巻き付けて、センサーライトを固定していきます。

これでセンサーライトの設置が完了しました!

一つ注意したいのは、このように壁に接した状態で設置してしまうと背面のスイッチが隠れてしまうため、モードの切り替えができなくなってしまう点ですね。

今回は針金で吊るしているだけなのでまだ何となりますが、ネジで壁に打ち込むとかだといよいよモードの切り替えが困難になるため、予めきちんと使用したいモードになっていることを確認したうえで設置する必要があります。

地上高2.5~3mぐらいの位置に設置しました。

センサーライトの動体検知をフルに活用するためには、2m以上の高さに設置することが推奨されていますので、やはり設置の際には脚立や台を使った作業が必要にはなると思います。

設置は決して難しくはないですが、ふとした瞬間に重心が後ろに倒れそうになったりすることがありますので、設置の際には本当に怪我の無いようにだけ注意する必要があると感じました。

③センサーライト設置のビフォー・アフター

さて、センサーライトを設置したことで夜間の外観にどの程度影響が出たのかというと……

常夜灯だとこんな感じ。

流石に地面を照らせるほどではなく、あくまでライトの位置が分かる+ほんの少し周囲を照らすぐらいの明かりです。実感としては、周囲があまりにも漆黒なせいもあり、画像で見るよりももう少し存在感はあります。

動体検知時の強点灯だとこんな感じ。

強点灯だと、周囲の地面を照らすだけの光量があり、ハッキリと明るいです。

ただ、光の範囲は決して広くなくて、あくまでライトが設置してある位置から周囲3~4mが明るいといった感じですかね。手前側の正面玄関にはほぼ全く光が届いておらず、空き家正面は変わらず真っ暗なままでした。

空き家の前方含め明るくしたいなら、正面方向にもライトを設置する必要がありそうです。

④まとめ

今回はDCM「ソーラー充電式LEDセンサーライト」の商品を紹介し、実際に設置した時の様子と、設置後のビフォー・アフターについてお伝えしていきました。

結果として明るさ自体はそこまで劇的な変化があったという訳ではありませんでしたが、空き家の周囲は夜間あまりにも漆黒なだけあって、安心感はかなり上がったように思います。

これで夜遅くに空き家に帰ってきても大丈夫……ではないですけどね。今後もできるだけ夜遅くに帰ってくるような事態は避けたいところではあります。

将来的な理想は、ホント家の周囲に街灯ぐらい明るい照明を設置して、常に家の周りは明るいぐらいにまでしたいですけどね。

今後はこちらのセンサーライトを利用し、空き家の庭にどの程度獣が侵入してきているのかを確認するために記録映像を撮ったりするのもよさそうですね。

それこそセンサーライトの検知範囲はもろに小屋の建築予定地なわけですから、あまり頻繁に獣がやって来てしまっているならば大変なことです。ぜひとも確認しておきたいところです。

また獣の記録映像を撮ることができましたらこちらの記事でも共有させていただきたいと思っていますので、どうかお楽しみに。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。