どうも、たかしです。
当ブログを継続的にご閲覧頂いている方は既にお気づきかと思いますが、先日ようやくグーグルアドセンスの審査に通り、ブログ広告を掲載できるようになりました。
僕がグーグルアドセンスの審査に申しこんだのが3月の初頭になりますから、実に1ヶ月以上審査が通るまでにかかったということになります。
なぜ導入までにこれだけかかってしまったのかというと、グーグルアドセンスの審査に通るための条件である「Google パブリッシャー向けポリシー」に僕のブログ記事のいくつかが違反してしまっており、それによって広告掲載申請が弾かれてしまっていたからです。
ポリシー違反により「有用性の低いコンテンツ」と判断されてしまった場合、ポリシー違反に該当する記事を削除・修正してから再審査申請するのですが……
僕の場合なんとこの再申請を3度繰り返しています。つまり、3回審査に落ちたということです。
最初に申請してから広告掲載を認められるまで1ヶ月以上もかかったのはそういう事情があった訳ですが、では、一体なぜ3度も審査に落ちてしまったのか?
今回僕は、「Google パブリッシャー向けポリシー」のどこに当ブログが違反しているのか何度も見比べ、3度もの再審査を繰り返し、何が原因だったかをおおよそ特定することができました。
ですので、今回の記事ではこの3度もの再審査の経緯をお話しし、「一体どのような記事がポリシー違反だと判断されてしまうのか」「どんなことに気を付けたらグーグルアドセンスの審査に通りやすいのか」について皆さまと共有していきたいと思います。
「グーグルアドセンスの審査に通らない!」「何が原因か分からない!」といった方のご参考にこの記事がなれば幸いです。
それではやっていきましょう。
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①「Google パブリッシャー向けポリシー」について
Google Adsenseは、Googleが運営する広告掲載サービスです。その利用には申請・審査が必用になり、その審査の基準となるのが「Google パブリッシャー向けポリシー」です。
「Google パブリッシャー向けポリシー」内の「コンテンツポリシー」には大きなくくりとして以下11項目の基準があります
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 動物への残虐行為
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 性的描写が露骨なコンテンツ
- 報酬を伴う性的行為
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
グーグルアドセンスの審査に「有用性の低いコンテンツ」として弾かれてしまった際には、基本的に上記ポリシーのどれかに違反していると考えられます。
ですが、ここで難しいのがグーグルアドセンス側は自分のブログのどの記事のどの部分が、どのポリシーに違反しているのかという所までは指摘してくれないということです。
なので、ブログ記事をどのように修正すればいいのかは、自分でブログ記事を精査し、手探りで行わなければならないのです。
②アドセンス申請再審査の軌跡
1回目の再審査:著作権に引っかかりそうな部分の削除・修正
まず1回目の再申請を行う際には、ポリシー内の「知的財産権の侵害」に該当してしまっている可能性を考え、ブログ記事内の著作権に引っかかりそうな部分を全て削除・修正していきました。
具体的には、ブログ記事の補足として他ブログやサイトの画像を使用してしまっていた部分を全て削除していきました。
僕自身はあくまで「参考・引用」のつもりで使用していたのですが、よくよく調べてみると「引用」ではなく「無断使用」に近い形で他ブログの画像を使いすぎていたなと。
「引用」というのはあくまで「他者のオリジナルコンテンツそのものを紹介する際に必要不可欠と判断されるそのコンテンツ内の文章・画像の使用」を指すのであって、自分のブログの補足説明に他者の文章・画像を利用するのはもろに著作権法に引っかかる使い方だった訳です。
なので、その部分に関しては流石に認識が甘すぎたと思い、全ての部分に関して削除・修正して再申請をしたのですが……
結果はアウトでした。
ただ、これが即ち「著作権法に引っかかるとして削除・修正した部分が見当違いだった」ということを示すのではないのがグーグルアドセンス審査の難しいところです。
「著作権法違反もあったし、まだ修正すべきことがある」なのかもしれないし「著作権法違反は問題ではなく、もっと他に修正すべき点がある」なのかもしれません。なので、本当に手探りで修正・再申請を繰り返していくしかないんですよね。
2回目の再審査:家電リサイクル法関連記事の削除
2回目の再審査申請時には、1回目の審査時に修正した著作権法関連部分はそのままにして(というかまたいちいち元に戻すのがめんどくさかった)、今度は「家電リサイクル法」に関連した生地を全て削除していきました。
僕は空き家の片づけを10月~3月にかけてずっとしていて、その中で「洗濯機」「テレビ」といった「家電リサイクル対象品」の解体・処分を行う記事を投稿していたんですよね。
家電リサイクル法の対象となっている家電製品を自分で解体して処分してしまうことは、明確な「家電リサイクル法」違反なんですが、空き家からは超大量のゴミが出てきてしまった(テレビ6~8台、洗濯機1台)のもあり、正当な手続きを踏んだら処分費だけで10万円近く掛かってしまいかねない状況だったため止む無く自己解体・処分を行ったのです。
※ちなみに、家電リサイクル法は消費者(家電の排出者)に対する罰則はありません。
しかし、罰則は無くとも法律違反は法律違反です。グーグルアドセンスのポリシー内にも「違法なコンテンツ」と一番頭に書かれていることでもあり、これが審査を通らなかった理由なのではと僕は考えました。
そのため、該当生地を全て削除し再申請をしたのですが……
が・・・・・駄目っ !
3回目の再審査:トランス○○の漫画記事を削除
結論を言います。トランス○○に触れた記事がダメでした。
Google様は米国の企業ですから、まさか……とは思っていたのですが、どうやらその部分が特にGoogle様の逆鱗に触れてしまっていたようです。
僕は時々自分の考えや実体験、社会への問題提起みたいなものを4コマ漫画に書いてそれを記事にしているのですが……
その中で「『次に来るトランス○○』を考えてみた」というタイトルの漫画と、それに僕の考えを添えた記事があったのですが、これが捉え方によっては今社会現象となっている「ポリコレ」的な物への批判と捉えられかねないような内容となっていました。
これがグーグルアドセンスのポリシーでいう「危険または中傷的なコンテンツ」と判断されて、それで審査を通らずにいるんじゃないかと僕は思ったわけです。
なので該当記事を削除して再申請したわけですが、実はその際ちょっとした仕掛けを打っていまして……
2回目の再申請で削除したといった「家電リサイクル法」関連の記事を、3回目の再申請では復活させておいたんですよね。上記関連リンクから飛べることからもお分かりのように。
なぜそんなことをしたのかというと、グーグルアドセンス側の「駄目なライン」というのを正確に把握しておきたかったからです。
グーグルアドセンスの審査に通すためだけだったら、怪しい記事を片っ端から削除していけば行けるでしょう。でもそうすると、今後は「これはグーグルアドセンス的に駄目かも?」「広告を剥がされてしまうんじゃないか?」とビクビクしながらブログを運営していかなきゃならなくなるじゃないですか。それが嫌だったんですよね。
実際、審査を通ってからでも、ブログの内容によってはグーグルアドセンス側から警告文が届き、最悪広告を停止させられるということはままあるみたいですからね。
さあ、その結果はというと……
やっ…やったッ!!
ということで、グーグルアドセンス的には「家電リサイクル法」関連は特に問題は無く、「トランス○○」関連の内容はアウトということが判明したわけです。
なので、グーグルアドセンスの審査に通らずに苦しんでいる方は、まず自分のブログ記事が「ポリコレ」的な物に批判的な物になっていないか確認してみてください。
少しでも疑わしいものが在れば削除しましょう。それがグーグルアドセンス審査を通すための近道になるやもしれません。
③まとめ
今回はグーグルアドセンスの審査に通るまでの3回の再申請の様子をお伝えしていきました。
結果として、グーグルアドセンスの審査に通るために僕がブログの記事削除・修正したのは以下の2つ
- 著作権法に引っかかりそうな引用画像・文章の削除・修正
- 「次に来るトランス○○」漫画記事の削除
今となっては本当に引用画像・文章の削除・修正がグーグルアドセンスの審査に関係していたのかは謎ですが、実際問題いい加減な引用の仕方をしてしまっていたのは間違いないので、結果としてそこの間違いに気づけたのは良かったとは思います。
Google様といえば今や世界を牛耳っていると言っても過言ではない超超大企業様ですから、そこの出しているポリシーに遵守するということはどこからつつかれても問題ない清廉潔白なブログ作りにもつながるのではないかとも思います。そういう意味でも、グーグルアドセンスの審査に申請してみたのは良い経験だったかなと。
ちなみに今回問題となった「次に来るトランス○○を考えてみた」の漫画ですが、一度見てみたいという方はたかし名義でpixivの方に避難させておいていますので、良ければ探してみてください。
本来であればリンクを張るべきなんでしょうけれど……広告剥がされたくないので、申し訳ありません。
ていうか、この記事自体Google様の逆鱗に触れてしまう可能性は全然ありますからね。もしもある日突然この記事が削除されてしまっていたら、そういうことだと思ってください。
今回の記事は以上となります。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。