どうも、たかしです。
生活の拠点とするための小屋を建築していくシリーズ、今回は雨漏り修繕編の続きになります。
完成してすぐのアスファルトシングル屋根で発生してしまった雨漏りを何とかしようと、これまで様々な補修を繰り返してきましたが……
しかし、雨漏りの状況に改善は見られず……
ということもあり、もう細かい補修・修繕ではこの雨漏りを解消することは不可能だという結論に至りました。
できれば取りたくなかった最終手段なのですが……
トタン波板を使い、物理的に雨漏りが発生している側の屋根を全て覆ってしまうことにしました。
ということで今回の記事は、雨漏りを今度こそ解決するためにトタン波板を使って屋根を全て覆っていった結果どうなったかをお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①準備した資材
今回雨漏り解消のために、トタン波板6尺(幅655mm・長さ1820mm)を6枚と、波板スクリューを準備しました。
こちらは波板取り付け専用のビスで、焼き入れ加工された鉄製のビスに、波板の山の部分にぴったり合うようカバーとパッキンが一本ずつ装備されているものです。
こちらを使用することで、波板のビス穴からの浸水を防ぐことができるので、今回はこちらを使い波板の取り付けを行っていきます。
②取り付けの様子
この日は雨だったのですが、一刻も早く雨漏りを解決したかったのと、取り付けた後しばらく雨が降ってから雨漏りがどうなるか検証したかったため、雨風に打たれながらトタンを取り付けていき魔sチア。
今回、波板を取り付ける際に下地となる木材を取り付けようかどうか迷ったのですが、結局下地木材を取り付けた所でその下地木材も屋根の下地合板に取り付けることになるので、だったら直接下地木材にトタンを取り付けても一緒だと思ったのでそのままビス止めすることにしました。
トタン板の長さが屋根の長さと同じ1820mmなため、特に加工することなくそのまま6尺のトタン板を縦に並べて行くことで屋根をきれいに覆うことができました。
今回波板を2山ずつ重ねて貼っていったのですが、最終的に端が若干足りなくなってしまいました。
ただ、この部分は雨漏りとは関係ない部分のため、とりあえずこのままにして様子を見ることにしました。これでもし雨漏りが止まらなかったりしたら、こんな僅かな部分ですら雨漏りの原因になっているということですから、そうしたらとんでもないことですけどね。
取り付けた後はこんな感じです。
The・小屋の屋根って感じですね。思ったよりは悪くないですけど……アスファルトシングルが完全に隠れてしまうのはやはり残念です。あんなに苦労して取り付けたのに……。
③経過報告
さて、その後雨漏りがどうなったかですが……
まずこちらがbefore。
この雨漏りで色が濃くなってしまっている部分が無くなっているか薄くなっているか、最悪変化が無い状態であれば改善が見られたということになりますが、結果はというと
こちらが一晩経ったafterになります。
こ、これは……う~ん?
全く変化が無いですね……
これはどういうことなのでしょうか。雨漏りが酷くなっていないのはまだ良かったと言えますが、特に改善している感じも無いのはどうにも判断に迷います。
ちなみにこの一晩の間はめちゃくちゃ雨が降っていて、一時10mm以上の降水量の時もあったみたいですから、それがあって特に変化が無いということは雨漏りが改善されたとみて良いのかもしれません。
まあ、一晩ではちょっと判断しかねるので、しばらくこの状態で様子を見ていこうと思います。
④まとめ
今回は雨漏りを今度こそ改善するため、最終手段として屋根全体をトタンで覆っていった作業の様子をお伝えしていきました。
結果としてはすぐに判断できないため、しばらく様子を見てからまた雨漏りがどうなったかについてお伝えしていきたいと思います。
ちなみにどうしてここまでトタンで覆うのを最後まで回したのかというと、理由はいろいろありまして……
- アスファルトシングルが隠れてしまう
- 雨音がうるさそう
- 余計に資材費が掛かる
と、まあ色々です。
特に雨音に関しては今一番心配している部分で、やっぱりトタン屋根になっている空き家の中は大雨時イヤホンの音すら聞き取りづらくなるぐらいの轟音になりますから、小屋がそうなったら嫌だなというのはあります。
ただ、空き家とは違って小屋の場合間に断熱材やアスファルトシングルが入っているため、音が多少は改善されているといいかなとは思います。じゃないとアスファルトシングルを施工したのが完全に無駄になってしまいますしね。
そこの所もまた小屋が完成して住むようになってから、またレビューしていきたいと思います。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。